セレッソ大阪スポーツクラブ

なでしこリーグ1部 第11節 伊賀FC戦|レビュー:終了間際のPKで勝点を逃す

2021.06.06
2021年6月6日(日)2021プレナスなでしこリーグ1部 第11節
伊賀FCくノ一三重 3-2 セレッソ大阪堺レディース
試合詳細 >
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前半の15分でペースを握り、守備時も攻め続けることを目指して試合に挑みます。

立ち上がりからペースを握るために激しい攻防が繰り広げられまし た。
24分、 自陣深くで奪ったボールを四海が左サイドの小山へ大きくフィード し、相手ゴール前までボールを運び、 背後に抜け出した田中へパス。 惜しくも合わずシュートまでは行けませんでしたが相手ゴールに迫ります。

35分クロスボールの競り合いから、ファールをとられPKを与えてしまい、 これを決められ先制を許してしまいます。 失点直後も崩れることなくボールを運びながら得点を目指しますが 1点ビハインドのまま前半終了。

ロングボール1本で打開するのは対応されやすいので、丁寧にボールを動かすこと。 ゴール前のクオリティを上げてシュートで終わることを共有し、後半に臨みます。

後半立ち上がり主導権を握りたいところでしたが、 48分にクロスからボレーで合わされてしまい、 追加点を奪われてしまいます。ボールを保持しながら攻め、 ロングボールに対して体を張って守備をするという攻防がその後も 続きます。

相手の足が止まり始めた80分、 相手背後をとった浜野が中央にいた高和へつなぎシュートを打ちますが相手のブロックに阻まれます。そのこぼれ球を松本が拾い、もう一度高和、小山へとつなぎ小山が華麗なシュートを決め1点を返します。

直後の82分、 またもや小山が中央ペナルティエリア外からミドルシュートを放ち 、ゴールへ吸い込まれ同点に追いつきます。 この勢いのまま逆転したいところでしたが、88分にまたしてもPKを与えてしまい2−3となり試合終了。

惜しくも勝点を逃してしまいましたが、同点に追いつけたことは今後につながる経験になりました。 その中でもチャンスメイクのためのキックの質、決定機に決め切る精度を高めるなどの課題が出ました。次節の勝利を目指し、 良い準備をしていきます。

気温も高まるなか、遠方にも関わらずご声援をくださった、 サポーターの皆様、関係者の皆様、保護者の皆様、本日も誠にありがとうございました。

(セレッソ大阪堺レディース・ガールズ GKコーチ 須山 陽平)