セレッソ大阪スポーツクラブ

高円宮杯U-18プレミアリーグ 第1節 大津高等学校戦|レビュー:

2021.07.12
2021年7月11日(日)高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2021 第1節
セレッソ大阪U-18 1-4 大津高等学校
試合詳細 >
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本日、4月に延期されていた高円宮杯JFA U−18サッカープレミアリーグ2021 WEST 第1節 大津高校戦が舞洲天然芝で行われました。

試合は序盤、 狭い局面でも正確なパスで局面を打開しようとするセレッソ。 ロングボールを使い相手の裏をとり、 奪われたところを前からプレッシャーをかけショートカウンターを 狙う大津高校という構図。
相手の前からの激しいプレッシャーに対して、 GK春名から落ち着いてパスを繋ぎ、狭い局面を打開、 前線へラストパスを送るところまでは行くものの、 大津の粘り強い守備の前にシュートは打たせてもらえません。
前半8分ゴール正面PAすぐ外の場所でファウルを受けFKのチャ ンス。このチャンスを和田がゴール右隅に直接決め先制します。
しかし前半10分PA内でのこぼれ球を拾われシュートを決められ てしまいます。

先制してすぐ、 相手が前からのプレスを強めてきたところでの失点だったので、 セレッソとしてはうまくゲームをコントロールしていきたいところ でした。
前半19分末谷のパスにうまく反応しDFラインを抜け出した小河 が決定的なシュートを放つも、 シュートは惜しくもゴールポストを叩き、 追加点を決めることができません。決定的なシーンでした。
飲水タイムを過ぎたあたりから徐々に自分たちのパスミスが目立ち 出し、相手のショートカウンターを受け、 なんとか防ぐという場面が続きます。
そんな中、前半28分、右サイドからのクロスを頭で合わされ、 逆転ゴールを奪われてしまいます。
その後も流れは変わらずミスが多く、 それでもなんとか最後のところで踏ん張り、 ハーフタイムを迎えます。

ハーフタイム、疲れの見えていた石渡に替え十河を送り出します。
後半開始から相手コート内で押し込みゲームを進めますが、 相手のゴールを脅かすところまでは持ち込むことはできません。
逆に奪われ方が悪いところでカウンターを受け、 長い距離を帰陣させられ、どんどん体力を奪われていきます。
後半28分にはPA内相手のドリブルに対し簡単に飛び込んだとこ ろで相手を倒してしまい、PKを取られてしまいます。 このPKを落ち着いて決められ、相手に突き放されてしまいます。
この後もボールを保持し、 相手を押し込むものの相手の守備ブロックを崩し切ることができま せん。
逆にカウンターを受け、 後半34分CKのこぼれを豪快にミドルシュートを決められ、 さらに苦しい状況に追い込まれてしまいます。
最後まで相手ゴールを脅かすことができずにタイムアップ。
公式戦再開後、ミッドウィークにクラブユースの代表決定戦、 2部リーグと試合が続く中の連戦でのプレミアリーグとなりました が、残念ながら勝利に結びつけることはできませんでした。
ただ、試合の中でテンポよくパスがつながり、 相手を圧倒するシーンが多くなってきていることも事実です。 これをもっと長い時間披露し続け、結果に結びつけられるように、 また1週間準備をしていきたいと思います。
今日もコロナ禍に加え非常に暑い中、 安心安全に大会を運営していただき、ありがとうございました。





セレッソ大阪U−18GKコーチ 相澤 貴志