2021年10月2日（土）2021プレナスなでしこリーグ1部 第20節
セレッソ大阪堺レディース　2-0　伊賀ＦＣくノ一三重
試合詳細 >
------
前回悔しい敗戦を喫した相手に対して、2列目からの飛び出し、相手の背後を狙い得点を奪いに行きます。

試合開始からボールを保持しながら、背後をとりチャンスを作り出します。しかし、オフサイドで得点を奪うことはできませんでしたが、得点の匂いを漂わせる試合序盤でした。35分。CKを一度は相手に弾かれますが、中央で宮本が広い前線にパスを送ると百濃が背後に抜け出し後方か らのボールをダイレクトでシュート。難しいシュートでしたがしっかりと枠を捉え先制に成功します。ロングボール主体で攻めてくる相手に対して、クロスバーを叩かれるなどピンチはありましたが全員で集中して守り前半終了。

前線にボールが入ったときに、早く前向きの選手がサポートすること。クロスとロングボールに警戒することを共有し、後半に臨みます。

後半は前掛かりになった相手に対してカウンターで背後を取りチャ ンスを作り出します。49分、中盤でボールを奪った百濃が前線の岩本へパス。うまく抜け出し、 並走していた田中に出すもわずかに合わず得点にはいたりません。

65分、山下からのロングボールを相手と競り合いながらボールを拾った田畑がドリブルで抜け出すと、 GKとの1vs1を冷静に決め切り2−0とします。その後も攻め込まれる時間帯はありましたが、最後まで走り切り試合終了。

カウンターのクオリティやゴールキックからのビルドアップなどに課題が残りましたが、前線からの守備や球際の激しさなど、要所でセレッソらしさを出すことができました。

本日は本当に多くの方々に足を運んでいただき、拍手での声援に選手達はとても勇気づけられました。
サポーターの皆様、関係者の皆様、保護者の皆様、誠にありがとうございました。

（セレッソ大阪堺レディース・ガールズ　GKコーチ　須山　陽平）