セレッソ大阪スポーツクラブ

高円宮杯U-18プレミアリーグ 第4節 東福岡高等学校戦|レビュー:

2021.10.03
2021年10月3日(日)高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2021 第4節
東福岡高等学校 1-0 セレッソ大阪U-18
試合詳細 >
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本日、延期されていた高円宮杯JFA U−18サッカープレミアリーグ2021 WEST 第4節 東福岡高校戦が東福岡高校で行われました。


試合前から照りつける強い日差しで、季節外れの真夏日。 非常に暑い中、試合はキックオフとなりました。
試合は自陣から細かいパスを繋ぎ攻撃を試みるセレッソに対して、ブロックをしき、相手のミスを狙いカウンターを狙う東福岡という構図に。
前半13分、立て続けにCKのチャンス。高い打点で捉えた木村のヘディングは惜しくも枠を捉えられず先制 とはなりません。
逆に自陣右サイドで横パスを狙われカウンター、折り返しを足で合わされますが、最後のところで集中したディフェンスを見せ枠に飛ばせません。

前半終了間際にはパスワークでPA内に侵入し小河がPA内でシュ ート。枠に飛んだシュートはDFの体をはったブロックに合い、 惜しくもゴールとはなりません。
自分たちのリズムで試合を支配しつつも最後のところで決め切るこ とができずにハーフタイムを迎えます。

後半に入ると相手はサイドバックの裏のスペースを狙い、シンプルにロングボールを蹴りランニングをかけ、起点を作ろうとしてきます。
何度かシュートまで持ち込まれてしまうシーンを作られますが、 ここも最後のところで体を寄せ、集中した守備を見せます。

後半19分、ゴール中央25m程の距離でFKを獲得。 和田のコースを狙ったキックはバーを叩き、 惜しくもゴールとはなりません。
お互いに疲れが見え始めた38分、 中盤でボールを奪われるとカウンターを受けてしまいます。
ペナルティアーク付近で強烈なミドルシュートを放たれると、 これがゴール左隅に決まってしまい非常に痛い先制点を奪われてし まいます。

その後は怒涛の反撃。何度もチャンスを作り、 北野のシュートや岡澤のシュートが枠を捉えますが、 相手GKのセーブにあい同点とはなりません。

後半ロスタイム、CKのチャンス。GKの春名も攻撃に参加し、 同点に追いつくべくゴールを狙いますが相手の集中したDFを破る ことができずに試合終了。

ほとんどの時間でゲームを支配しながらも、 相手にワンチャンスを決められてしまい、 非常に悔しい敗戦となってしまいました。




クラブユースの全国大会からおよそ2ヶ月間半、 久しぶりの公式戦となりました。
まずはこのコロナ禍の中、 試合開催に向けご尽力いただいた関係者の皆様。 無事試合が行われたことを心より御礼申し上げます。 本当にありがとうございました。

そして残念ながら無観客の開催となっているプレミアリーグですが 、サポーターの皆様、保護者の皆様、関係者の皆様、いつも温かい ご声援ありがとうございます。

この敗戦を受け止め、 また次の試合に向けて最大限の準備をしていきたいと思います。




(セレッソ大阪U-18GKコーチ 相澤貴志)