セレッソ大阪スポーツクラブ

高円宮杯U-18プレミアリーグ 第7節 京都サンガF.C. U-18戦|レビュー:

2021.10.30
2021年10月30日(土)高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2021 第7節
セレッソ大阪U-18 4-0 京都サンガF.C. U-18
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U−18サッカープレミアリーグ2021 WEST 第7節 京都サンガU-18戦が舞洲天然芝グラウンドで行われました。

メンバーは前節から1名変更があり、 金本がスタートから出場となりました。

試合は序盤、相手の前からのプレスに対して、狭い局面でもパスを正確に繋ぎ、中盤のラインまで運ぼうと試みますが、なかなか前向きのいい状態を作り出すところまでは行かせてもらえません。
しかし焦れずに何度も相手のプレスを剥がしていったことで、15分過ぎから徐々に相手のプレスの勢いが弱まってきます。
いい形で守備ラインを前進しチャンスを作り出していきます。
何度か決定的なシュートがゴールの枠を捉えますが、相手GKのファインセーブで得点を奪うところまではいけません。

前半41分、 右サイドを駆け上がった石渡のクロスがファーサイドへ。 皿良がコントロールから左足でシュートを放ちます。 1度は相手DFにブロックされますが、 こぼれ球を再び左足でファーサイドへシュートを放ちます。 これが決まり待望の先制点を奪うことに成功しました。


ハーフタイム、「強引に行かない。失うミスをもっと減らそう。 狙ってプレーすると引っかかってカウンターを受けている。 狙うのではなくて、自然と空いてくるから丁寧にプレーしよう」 と後半に向けて選手を送り出します。


後半開始早々の1分、CKのチャンスにキッカーの和田がニアサイドに絶妙なボールを送ります。このボールに石渡が頭で合わせ、いい時間に追加点を奪います。
後半13分には左サイド木下がPA角から中にカットイン、2人を交わしたところでファーサイドへシュート。これもきれいに決まり3点目を奪います。
後半15分、中盤で岡澤のインターセプトからカウンター、ゴール前で後半金本に替わって入った末谷にラストパス。 末谷がフリーでシュートを打ちますが、これは相手GKのファインセーブにあい、ゴールとはなりません。
しかしこのチャンスで得たCKの際に、 藤田が相手に倒されPKを獲得。このPKを藤田が冷静に決め、 4点目を奪います。

相手も1点を返そうと反撃を試みてきますが、 全員でプレスをかけ、危ない場面を作らせません。
逆にプレスからカウンターで何度もチャンスを作り出し、さらに追加点を狙いに行きます。

後半ロスタイム、 相手のカウンターからゴール中央でミドルシュートを打たれますが 、ここはGKの春名がファインセーブでゴールを許しません。

最後まで集中を切らさずに守り切ることができ、このままタイムアップ。
今季初めての完封で3連勝を飾り、 試合を終えることができました。


大会関係者の皆様、 安心安全な試合運営をいつもありがとうございます。


そして今節のホーム舞洲での試合も無観客での開催となりましたが 、サポーターの皆様、保護者の皆様、関係者の皆様、いつもご支援 、暖かいご声援を本当にありがとうございます。
今節も勝利を掴むことが出来ました。 最後まで集中を切らさず守り切れたことは、選手たちの自信に繋がったはずです。

この自信を力に変えて、個々がより精度を高め、来週も勝利を掴むことができるように、1週間チーム全員でいい準備をしていきたいと思います。





セレッソ大阪U-18 GKコーチ 相澤貴志