セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ2部 第3節 宇治フットボールクラブ戦|レビュー:

2022.03.20
2022年3月19日(土)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2022 関西サンライズリーグ2部 第3節
セレッソ大阪和歌山U-15 2-3 宇治フットボールクラブ
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U−15サッカーリーグ2022関西サンライズリーグ2部 第3節宇治FC戦が和歌山県フットボールセンターAで行われました。

試合開始から、宇治FCはロングボールやドリブル突破など、縦に早く仕掛けてきます。序盤は自陣に押し込まれる場面も多くなりますが、徐々に相手のプレースピードに慣れ始め、ボールを保持しながら攻撃していきます。相手のプレスが噛み合っていない部分を突きながら、徐々に試合の主導権を握り始めたかと思った矢先、先制点を許してしまいます。
6分に左サイドからのスローインをうまく中央に繋がれ、スライドが遅れた隙をつかれてシュートを打たせてしまい、失点。
リーグ戦初のビハインドを喫しますが、慌てずに落ち着いてボールを動かし、自陣からボールを繋ぎながら相手ゴールに迫っていきます。
15分には同点ゴールが生まれます。北口の右からのクロスは弾かれますが、こぼれ球を小松が拾い、ペナルティアーク先端から右足を一閃。ミドルシュートがゴール左隅に吸い込まれ、同点に追いつきます。
その後もこちらのペースで試合が進んでいましたが、39分にFKから失点し、再びリードを許してしまい、前半終了。

ハーフタイムでは、相手のFWはプレスに来るが、中盤やDFはそれほどではない。相手を見ながら、丁寧にボールを繋ぎ、相手の背後を攻撃していくことを整理します。

後半開始から、徐々に相手の背後を突くプレーが増え始めます。後半開始から入った永井のドリブル突破や大谷のオーバーラップで左サイドからゴール前に迫るも、ゴールネットを揺らすに至りません。
70分、ようやく同点ゴール。相手のカウンターを阻止した直後に、縦にボールを送り、相手エリア付近に攻め入ります。ペナルティアーク内でボールを受けた前田が、マークを外した小松にパスを出し、小松が左足のワンタッチで冷静にゴール左隅に流し込み、今日2点目。再び勝負を振り出しに戻します。
しかし、73分にCKから失点。ボールをうまく弾き出せず、こぼれ球を押し込まれてしまいます。
三度、相手を追いかける苦しい展開に。最後までゴールを奪いにいきますが得点はできず、試合終了。リーグ戦初黒星を喫しました。

今回の試合の3失点はもちろん看過できるものではありませんが、それ以上に、さらにゴールを奪うこと、ボールを失わないことにこだわり、相手を圧倒することを考えたいと思います。
またすぐに次の試合が来るので、良い準備をして勝利を目指します。

本日もサポーターの皆様、保護者の皆様、関係者の皆様、応援ありがとうございました。


セレッソ大阪和歌山U−15コーチ 北口雄一