セレッソ大阪スポーツクラブ

高円宮杯U-18プレミアリーグ 第3節 ヴィッセル神戸U-18戦|レビュー:

2022.04.16
2022年4月16日(土)高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2022 第3節
セレッソ大阪U-18 5-2 ヴィッセル神戸U-18
試合詳細 >
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本日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2022 WEST 第3節ヴィッセル神戸U-18戦が舞洲天然芝グラウンドで行われました。
強い風が吹く中キックオフされた試合は、前半風下に立った神戸が開始早々に先制します。
前半2分、CKのこぼれを繋がれてPA外からのミドルシュートを打たれます。これがゴール左隅に豪快に決まってしまい、痛い先制を許してしまいます。
相手のロングボールを使ったサイド攻撃や、相手の前線からのプレスに対して怖がってしまったのかミスも多くパスが繋がらず、自陣で相手にカウンターを受ける場面を作られてしまいます。
それでも徐々にパスが繋がり出し自分たちのリズムを取り戻していき、伊藤のクロスバーを叩くシュートや皿良のシュートがGKのファインセーブに合うなど数多くチャンスを作り出していきます。
すると前半23分、相手陣内左サイドのスローインから末谷、清水とパスが繋がり、最後は木下が清水のパスにDFライン裏に抜け出しGKと1対1に。これを冷静に決めて同点に追いつきます。
前半31分には左サイドを駆け上がった西川のグラウンダーのクロスをゴール前にいた皿良が落とし、これを木下がシュート。これが決まり早い段階で逆転することに成功します。
しかし前半33分、中盤でボールを拾われるとセンターライン付近でDFの背後を取られてしまい、相手にフリーで抜け出されてGK春名と1対1に。これを決められてしまい、早々に同点に追いつかれてしまいます。流れが良くなってきた中での痛い失点でした。
前半34分に金本のシュートからCKのチャンスを得ると、清水のインスイングのボールにニアサイドで川合が合わせて追加点を奪うことに成功します。
前半はこのまま終わり、1点リードで後半を迎えます。
後半開始早々の1分、自陣で相手DFライン裏に抜け出した木下がそのままゴール前まで運びGKと1対1に。これを冷静に決めて追加点を奪います。後半はリズム良くパスが繋がる場面もさらに増えて相手より多くチャンスを作り出します。
そんな中後半23分には皿良の右足のシュートが決まりゲームを決定づける追加点。
その後何度か訪れたピンチも全員で最後まで集中して守り切り、5-2で勝利。今季プレミアリーグ初勝利をあげる事ができました。
試合の立ち上がり、相手がフレッシュな時間帯になかなかボールが受けられずにリズムが作れない等、でた課題を次節の試合に向けて修正すべく、また全員で1週間トレーニングに取り組んでいきます。

前節、試合開始直前で延期となってしまい非常に残念な思いをした中、全員で気持ちを切り替えて今日のホーム開幕を迎えました。
まずは試合の開催に向けてご尽力をいただいた関係者の皆様、この場を借りて深く御礼申し上げます。ありがとうございました。
そして今日は多くの方にご声援をいただきました。保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、最後まで選手たちに拍手等での温かい声援を送ってくださり、本当にありがとうございました。


セレッソ大阪アカデミーGKコーチ
相澤 貴志