セレッソ大阪スポーツクラブ

高円宮杯U-18プレミアリーグ 第4節 東福岡高等学校戦|レビュー:

2022.04.24
2022年4月24日(日)高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2022 第4節
東福岡高等学校 0-7 セレッソ大阪U-18
試合詳細 >
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◾️コメント
本日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2022 WEST 第4節東福岡高校戦が東福岡高校グラウンドで行われました。

試合開始から丁寧にボールを動かし、ブロックを作りカウンターを狙う相手に対して優位に試合を進めていきます。
前半1分、和田のCKにニアで川合が合わせて先制点を奪います。
前半6分には中盤でインターセプトした和田が奪ったボールを前線の皿良に縦パス。これをうまくターンした皿良がドリブルでPA内に持ち込みシュート。これも決まり追加点を奪います。
前半12分には右サイドの皿良から左足のゴールに向かうクロス。これを木下が中央で頭で合わせゴール。さらに突き放します。
試合開始からあまり前からプレスをかけてこなかった相手ですが、点差が開いたことでこの時間帯あたりから前線からプレッシャーを強めてきます。それに対し、少々バタつく時間帯もありながらもうまく間で受けて攻撃を構築していきます。
前半19分には皿良のパスを受けた末谷が中央をドリブルで持ち込みPA内に侵入。ファーサイドへの右足のシュートが決まり、プレッシャーを強めてきた相手をさらに突き放します。
前半26分には中央で伊藤から金本に縦パスが入り、このボールを金本がワンタッチで落とします。そのボールを受けた木下がDFラインを抜け出し、GKとの1対1に。これを冷静に決めて前半だけで5-0とします。

後半に入ると相手のサイドを大きく使ったサイド攻撃と前線からのプレスに対してなかなか自陣から前進できない時間帯が続きます。それでも白濱、川合を中心に相手の攻撃を跳ね返し続け、チャンスを作らせません。相手の反撃を許さずチャンスを窺っていると、後半38分、金本に代わって出場したエレハクのパスに木下がうまく抜け出しGKと1対1に。これを冷静に決めて追加点。木下は2試合続けてハットトリックを達成します。
後半47分、清水のDF背後へのパスに途中出場の石渡が抜け出しGKと1対1に。シュートはGKに止められてしまいますが、このこぼれを同じく途中出場の山田が決めてゴール。7-0としました。

これで2連勝。2試合連続5得点以上を取り、失点も今季初めて0に抑えることができました。
しかしながら、試合開始直後から効率良く点を取ることができ相手を圧倒する時間もあった一方で、プレッシャーに対して思うようにパスが繋がらず、攻められなかった時間帯に個々がどう修正していくか。31本も放ったシュートのうち、決めきれないシーンも多くあり、大勝した中にも課題も残るゲームとなりました。
この課題を修正し、また次節ホームで勝利できるように1週間全員で準備していきます。

本日も試合開催に向けてご尽力いただいた関係者の皆様、ありがとうございました。
そして保護者の皆様、サポーターの皆様、本日も暖かい声援をありがとうございました。


(セレッソ大阪アカデミーGKコーチ 相澤 貴志)