セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ2部 第10節 FCフレスカ神戸戦|レビュー:

2022.07.03
2022年7月2日(土)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2022 関西サンライズリーグ2部 第10節
FCフレスカ神戸 4-2 セレッソ大阪和歌山U-15
試合詳細 >
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クラブユース関西大会を経て、中断していたサンライズリーグが再開。
暑さ対策のため、夕方のゲームとなりましたが、まだまだ気温・湿度ともに非常に高い中、試合が行われました。
序盤からボールを保持し、積極的に仕掛けていきます。
左サイドから中央を経由し、右SBの須磨が高い位置まで駆け上がり、クロスから数回ビッグチャンスを作り出しますが、
相手GKの好セーブもあり、ゴールを奪えません。相手はクラブユース関西大会準優勝チームですが、怯むことなく、勇気を持ってプレーすることができており、うまくゲームに入ることができました。
しかし、33分に自陣ゴール前でパスミスから失点してしまいます。
前半アディショナルタイムにもビルドアップのミスでボールを奪われ、強烈なミドルシュートで2失点目。
その後もボールを保持しながら相手ゴールに迫ろうと試みますが、相手の背後を効果的に突けず、無得点のまま前半を終えます。

後半も開始早々から積極的に仕掛けていきます。
46分に北口のクロスを岡村が胸トラップボレー。ゴール左上に突き刺し、スーパーゴールで1点を返し、息を吹き返します。
続けて、勢いよく須磨や小松が仕掛け、シュートを放ちますが、枠を捉えることはできません。
追い上げムードではありますが、追加点を奪えないまま時間が経過していきます。
良い時間帯が続く中、54分にゴール前でボールを奪われ、3失点目。再び引き離されてしまいます。
65分には右サイドから上げられたクロスに対して、ペナルティエリア内でファウルを犯してしまい、PKの判定。それを沈められてさらにリードを広げられてしまいます。
74分にCKから平澤のヘッドで2点目を奪いますが、さらに追加点を上げることはできず、2-4で試合終了となりました。

今回は、ボールを前進させるために「見る」時点のミスによって、失点がほとんどでした。
技術的にはまだまだですが、勇気を持って自陣ゴール前からボールを繋ぎにいく姿勢を見せていることは非常に良いことです。
今後も、恐れずにボールを繋いでいくため、技術の向上に励みます。
また、相手よりもゴールを奪えなかったのは、相手DFの背後を攻略するボール・ランニングの技術の不足によるところが大きいと感じています。まだまだで相手が怖がるようなプレーの回数は少ないので、改善を図っていきます。
次戦は前期の最終戦です。また良い準備をして臨みたいと思います。

本日もサポーターの皆様、保護者の皆様、関係者の皆様、猛暑の中、応援ありがとうございました。

セレッソ大阪和歌山U-15コーチ 北口雄一