セレッソ大阪スポーツクラブ

日本クラブユース選手権大会 ラウンド16 FC東京U-18戦|レビュー:

2022.07.28
2022年7月28日(木)第46回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 ラウンド16
セレッソ大阪U-18 4-4 FC東京U-18
試合詳細 >
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昨日まで行われていた予選リーグの結果により、予選Bグループを2位通過し、本日からノックアウトステージが始まりました。
トーナメント1回戦の相手はFC東京U-18。
互いに主導権を握るために自分達のスタイルがぶつかり合う立ち上がりとなりました。
相手に少しボールを持たれ始めた前半9分、ピッチを大きく使われDFライン背後に出たボールにCBが遅れて対応してしまい相手にPKを与えてしまいます。失点かと思われたこのPKをGK春名がストップし相手に先制点を許しません。
その後も一進一退の攻防が続くなか、前半30分、ペナルティエリア内で末谷からパスを受けた緒方が難しい体勢から左足で流し込み先制点を奪い1ー0で前半を折り返します。

後半に入り、攻守に修正してきた相手にゴールに迫られる回数が増え始めます。
後半1分、サイドで不用意なファールを与え、そのセットプレーから失点してしまい1ー1となります。
直後の後半3分、皿良が決め2ー1としますが、7分には左サイドでの1対1を相手に突破され2ー2と追いつかれてしまいます。
少しずつ気温も上がり非常にタフな状況のなか、後半13分には左サイドを抜け出した末谷のクロスを一度はGKに防がれますが、皿良が押し込み3ー2と勝ち越します。しかし直後の14分、左サイドからのクロスを中央で合わされ3ー3と追いつかれ試合を優位に進めることができません。
このまま同点かと思われた後半35分、右サイドを崩し抜け出した佐野のクロスに緒方が合わせ4ー3となります。
このまま試合を終わらせたいところでしたが、後半37分、左サイドから上げられたルーズなクロスを相手FWに合わされ土壇場で4ー4に追いつかれます。
その後スコアは動かずPK戦に突入します。
相手の2本目と4本目を春名が止め、セレッソはキッカー全員が決め4ー2(PK戦)で勝利することができました。

非常にタフな環境、そして難しい展開のなかでも選手達は最後までゴールを奪いにいく姿勢を表現しました。
今日出た課題と成果を真摯に受け止め、次戦に活かしていきたいと思います。
本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、暑い中、応援ありがとうございました。

■次戦
第46回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 準々決勝
2022年7月30日(土) 8:45キックオフ(40分×2) @コーエィ前橋フットボールセンター
セレッソ大阪U-18 vs 東京ヴェルディユース




(セレッソ大阪U-18コーチ 六車 拓也)