セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ1部 第20節 千里丘FC戦|レビュー:

2022.07.30
2022年7月30日(土)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2022 関西サンライズリーグ1部 第20節
セレッソ大阪U-15 2-1 千里丘FC
試合詳細 >
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サンライズリーグ第20節、千里丘FC戦が兵庫県フットボールセンター明石グラウンドで行われました。
立ち上がりからプレスのスタート位置を高くします。連動して奪ったボールから素早くフィニッシュまでつなげる場面が見られますが得点は奪えません。相手も最終ラインの背後およびチェンジサイドで広い展開を試みます。徐々に中盤でのセカンドボールの攻防になりお互いにチャンスが訪れます。25分に中央を突破されてゴールに迫られますがGK坂田がタイミングの良いセーブでチームを救います。その後右サイドから深く崩してクロスから連続してチャンスを迎えますが決めきれません。
後半に入り立ち上がり44分、ピッチ中央でうまく前を向いた伏見のスルーパスに小野田が反応してGKと1対1となりますがシュートコースを制限され得点できません。時間とともにプレスを嫌い長いボールを背後に落としてくる相手に対して最終ラインが集中して対応します。その中で55分、中央で伏見から谷本に入り前を向くとタイミング良く反応した相木にラストパスが入ります。相手DFと競り合いながらもしっかりと運び左隅に決めて先制します。しかし、60分自陣右サイドの少し距離があるポイントから直接FKを決められ同点となります。下を向くことなくプレーしますが65分、背後に出されたボールに対応した増田がペナルティエリア手前でファウルを取られるとレッドカードの判定で退場となります。1人少ない中で守備に回る時間が長くなりますが粘り強く対応しながら奪ったボールを攻撃につなげます。身体的にも厳しくなってきた72分、中央で相木が受けると相手を1人外して前線の小野田に鋭いラストパスを届けます。うまく相手DFと入れ替わった小野田がGKとの1対1を冷静に制して逆転します。その後は最後まで集中を切らさずにゲームは終了しました。
非常に厳しく難しい展開でしたがスタート、サブ全員が勝利を強く求めた結果で、この価値ある勝利を自信にして次につなげたいと思います。ただ、もう少し楽にゲームを進められる場面があったのも事実なので課題と向き合い向上していきたいと思います。

本日も保護者の皆さま、リーグ関係者、会場運営関係者のみなさま、多くのご尽力をいただきましてありがとうございました。


(セレッソ大阪U-15コーチ 小松 塁)