セレッソ大阪スポーツクラブ

U-18女子ファイナルズ 準決勝 十文字高校戦|レビュー:

2022.09.17
2022年9月17日(土)JFA U-18女子サッカーファイナルズ2022 準決勝
セレッソ大阪堺ガールズ 1-2 十文字高校
試合詳細 >
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本日、サンガスタジアムby KYOCERAにてインターハイ優勝、準優勝チームとクラブユース優勝、準優勝チームの4チームで行われるノックアウト形式による大会が開催されました。
準決勝の相手はインターハイ準優勝の十文字高校。

前半は前線から圧力をかけてくる相手に対して、外側でしかボールを動かせずビルドアップが上手くいきません。
そして、早いタイミングでクロスを入れ込まれ、それにより徐々にリズムを相手に掴まれます。しかし、GKの中田を中心になんとかゴールを死守していると前半最大のチャンスが訪れます。
前半41分。バックパスをハーフライン付近で受けた楠がDFラインの背後へと抜け出した和田にロングボールを入れます。それに相手が対応できず、GKとの1対1に。出て来たGKを見て流し込まれたシュートは入ったかに思われましたが、僅かにポストの外側を通り、無得点のまま前半終了。

ハーフタイムに判断と技術の発揮を怖がらないこと。判断を変えることなどを再確認して後半へと挑みます。

後半開始早々に試合が動きます。
相手のロングボールを米田が弾き返し、こぼれ球を中田昌が拾います。そのままペナルティーエリア付近まで運び、そこからボランチを経由しながら左サイドへ展開。左サイドを木下・竹田で崩しクロスを上げます。そのクロスを受けた佐藤がシュートしますが、DFに阻まれます。しかし、そのこぼれ球に飯田が反応してワンタッチでシュートを打つとゴール右隅へと入り、先制に成功します。
追加点を欲しいところでしたが、力強い相手の攻守に対応しきることが出来ず、後半21分、32分に立て続けに失点をしてしまい1-2で敗戦となりました。

今回の試合で相手を怖がらずにボールを動かすことや、間で受けるなどたくさんの課題が出ました。
自分たちの現状を理解して、今後につなげていきたいと思います。

本日は天候が悪い中、現地まで駆け付けて下さったサポーターの皆様・保護者の皆様、ご尽力いただきました関係者の皆様、本当にありがとうございました。

セレッソ大阪堺ガールズ監督 日高欣弘