セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ2部 第19節 Vervento京都F.C.戦|レビュー:

2022.10.10
2022年10月10日(月・祝)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2022 関西サンライズリーグ2部 第19節
Vervento京都F.C. 3-2 セレッソ大阪和歌山U-15
試合詳細 >
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9月に台風の影響で延期となっていた今節。
3月から始まったサンライズリーグもいよいよ最終節となりました。
昨夜からの雨の影響で、ピッチは雨を含み、滑りやすい状況。試合は開始早々に動きます。
5分に岡村羽が相手GKのコントロールミスを逃さずにボールを奪い、無人のゴールに流し込んで、幸先よく先制。
その後も相手の守備ブロックの間をうまく突き、中央を意識した攻撃で相手陣内に攻め込んでいきます。
32分には追加点。小松が大谷とのコンビネーションから抜け出し、放ったシュートのこぼれ球に大谷が頭で反応。
2-0で前半を終えます。

良い雰囲気で前半を終え、後半もうまくゲームに入りたいところでしたが、後半開始早々、43分に右サイドから中央に侵入され、失点してしまいます。以降、勢いづくVervento京都。
その後も相手の推進力を活かした攻撃に苦しめられます。こちらも相手の圧力を交わし、ゴールに迫る場面もありますが、スピードを上げたときに技術がぶれてしまい、決定的なチャンスを作ることが出来ません。
GK岩橋の好セーブもあり、なんとかリードを保ちますが、どちらに転ぶかわからない、緊張感の強い時間が続きます。
得点が奪えないまま、時間が経ち、迎えた67分。クロスをゴール前でキープされ、反転シュートを決められて同点に。
さらに、70分過ぎにペナルティエリア付近でボールを失い、思い切りの良いミドルシュートを決められ、一気に2-3と逆転されてしまいます。
残り時間、永井の抜け出しや、田島、須磨がシュートを放つなど、猛攻を仕掛けますが、得点は奪えません。最後は北口がミドルシュートでゴールを狙いますが、GKにセーブされてしまい、そこで試合終了のホイッスル。

サンライズリーグの最終順位は6位。
年間を通して、選手達は真面目に技術に向き合い、ボールを大事にして闘いました。
勝ち点、勝利にはなかなか繋がりませんでしたが、リーグを通じて、精神的にはもちろんですが、技術的にとても成長したと感じます。
もちろんまだまだ十分ではありません。11月の高円宮杯で自分達の力を発揮できるよう、さらに技術を高めるため練習していきます。

こうした情勢の中、様々な関係者の皆様のご尽力のもと、年間を通してリーグ環境を闘わせて頂き、ありがとうございました。この場を借りて感謝申し上げます。
本日も応援ありがとうございました。


セレッソ大阪和歌山U-15コーチ 北口 雄一