セレッソ大阪スポーツクラブ

クラブユース選手権(Uー15)関西大会 2次ラウンド G組 大阪市ジュネッスFC戦|レビュー:

2023.06.04
2023年6月4日(日)第38回日本クラブユースサッカー選手権(Uー15)大会関西大会 2次ラウンド G組
セレッソ大阪和歌山U-15 1-2 大阪市ジュネッスFC
試合詳細 >
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両チームとも、負ければクラブユース敗退の可能性が高まる緊張感のある一戦。
ジュネッスは前からプレスをかけて来ず、こちらがボールを保持する展開に。
開始早々、失点を喫します。1分、中盤でボールを失うと、一気に推進力のあるカウンターからゴール前に運ばれて、いきなりビハインドを負います。
出鼻を挫かれる展開になりましたが、冷静に戦い続けます。
得点後も相手は戦い方を変えず、中盤で構えながらカウンターの機会を伺ってきます。
ボールはこちらがコントロールできており、左サイドを中心にどんどん相手の背後に攻め入ります。
28分に前田のパスをファーサイドで受けた岡村羽が冷静にコントロールし、ゴール右隅に決めて同点にします。
その後も長短織り交ぜたパスで相手の背後を狙っていきますが、中盤で引っかけてしまう場面も多く、また裏へのパスを出すまでに時間をかけてしまい、攻撃に怖さが出ません。
良い場面は数多くつくれましたが、1-1のまま試合を折り返します。

後半は開始早々アンラッキーなFKのピンチを迎えますが、相尾がファインセーブで凌ぎます。直後には谷野が惜しいミドルシュートを放つなど、両チームに得点の雰囲気が漂い始めます。連戦の影響か、徐々に両チームの足が止まり始め、試合はオープンな展開に。
ジュネッスはビルドアップのポジションを変え、徐々にこちらも押し込まれ始めます。
すると14分、自陣でボールを奪われ、カウンターからミドルシュートを決められ、1-2とされてしまいます。
その後も堂前のチャンスメイクから浦下がGKとの1対1を迎えますが、決め切ることはできず、得点ができないまま、試合は終盤へ。
相手が時間をうまく使う中、最後まで粘り強くゴールを狙いましたが、同点弾は奪えず、試合終了となりました。

この試合の後、他試合の結果により、2次リーグでの敗退が決まりました。悔しい結果になりましたが、自分達の取り組み方にもう一度向き合い、意識とともに行動も変革し、今後に繋げていきかなければなりません。
クラブユースはもう1試合残されているので、集中して準備し、良いゲームにしたいと思います。

保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、温かい応援ありがとうございました。

(セレッソ大阪和歌山U-15コーチ 北口雄一)