2023年6月10日（土）第38回日本クラブユースサッカー選手権（Uｰ15）大会関西大会 2次ラウンド G組
セレッソ大阪和歌山U-15　1-1　ディアブロッサ高田FC U-15
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日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会関西大会2次ラウンド第3節。すでに3次ラウンドへの進出が決定しているディアブロッサ高田との対戦となりました。

立ち上がりからボールを保持する和歌山U-15に対し、高い位置からプレスを仕掛けて縦に早い攻撃を繰り出すディアブロッサ高田。
序盤は相手のプレスに圧力を感じてしまい、ボールロストが目立ち、なかなか前線にボールを運ぶことができません。
10分を過ぎたあたりから、少し相手のプレスが緩くなり始め、徐々にビルドアップで相手の逆をついたプレーが生まれ始めます。
1タッチ2タッチでテンポよくボールを動かし、相手ペナルティエリアに攻め込むなど、好プレーも見せますが、ラストパスを引っ掛けるてしまうことが多く、得点には至りません。
27分にも小村がGKとの1対1を迎えますが、ゴールを奪うことはできず。
その直後には厚地がバー直撃のシュートを放つなど、再三相手ゴールに迫りますが、チャンスをものにできません。
前半を通じて決定機や決定機になりそうなシーンは数多く作りますが、結果的に得点はできず。終盤、相手にもチャンスが生まれますが、バーに救われ、前半が終了します。

後半、相手のキックオフのロングボール処理をうまく行えず、押し込まれ、ピンチを迎えます。少しばたついた後半の入りでしたが、体を張り、なんとか耐えます。
しかし、44分にビルドアップでボールを奪われ、先制点を奪われてしまいます。その後もボールを繋ぎながら前進を試みますが、中盤で引っ掛けてしまうことが多く、スムーズにビルドアップできません。
時折、ロングボールで背後を狙うもオフサイドの判定でチャンスをつくることができません。
飲水タイムで一気に3人を替え、2点目を奪いに出ますが、状況は好転せず、もう一歩という場面が続きます。
77分、岡村羽の背後への動き出しから得たCKでオウンゴールを誘い、同点に追いつきます。
その後も攻撃に出ますが得点は奪えず。
1-1のまま試合終了。勝ち点1の4位でクラブユース第2ラウンドを終えました。

結果的にも悔しく、内容としても自分たちの甘さが浮き彫りになった第2ラウンドでした。基本的な技術はもちろん、浮き玉の処理や動きながらのボールコントロールにも大きな課題を感じます。たった一本のロングボールでピンチになったり、スピードアップする場面で技術が大きくブレたりし、もったいないシーンが数多く見られたクラブユースでした。
また失点の時間帯も、ハーフの立ち上がりでの失点が多いので、より一層、サッカー選手としての注意深さも身につけていかなくてはなりません。
また7月からのサンライズリーグに向けて、技術を磨いていきたいと思います。

保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、遠方まで温かい応援ありがとうございました。



(セレッソ大阪和歌山U-15コーチ　北口雄一)