セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ2部 第14節 高槻ジーグFC戦|レビュー:

2023.07.09
2023年7月8日(土)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2023 関西サンライズリーグ2部 第14節
セレッソ大阪西U-15 3-0 高槻ジーグFC
試合詳細 >
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高円宮杯JFA U−15サッカーリーグ2023関西サンライズリーグ2部 第14節高槻ジーグFC戦がJ-GREEN堺 S6にて行われました。

かなり湿度も高い中、セレッソ大阪西 U-15のキックオフでゲームがスタートします。
立ち上がりから主導権を握りたいところでしたが、出足が悪く全体的に容易なミスが目立ちます。
前半6分、丸尾から相手の頭上を越える背後へのパスに木村が反応しますが惜しくもボールに触れずGKに処理されます。受け手のアクションも少なく、ボールホルダーが味方を探す時間が目立ちテンポ良く相手コートまでなかなか侵入できません。
そんな中前半13分でした。津田のビルドアップから丸尾→木村→エゼモクェとボールが渡り、エゼモクェのスルーパスに反応した山元がシュートを放ちます。1度はGKに阻まれるも、上手くこぼれ球を押し込み1-0とし先制に成功します。
さらにその2分後でした。大島から背後への絶妙なループパスに反応した山元がGKとの1対1をゴールに流し込み2-0としリードを広げます。
前半31分には木村が相手DFをスクリーンで上手く剥がしエゼモクェへパス。そのエゼモクェが左足で強烈なシュートを放ちますが惜しくもGKにセーブされます。
少しずつ選手たちも攻守のスイッチが入り、ボールを握る時間が増え始めます。中盤の大島、丸尾でセカンドボールを回収し積極的に相手コートに侵入していきます。
前半35分。丸尾からのコーナーキックを海保が得意のヘディングで合わせ3-0とします。
雰囲気も良い中、前半は3-0で折り返します。

ハーフタイムでは、自分達で味方同士の距離感をコンパクトにしボールを奪いに行けるようにトライすること、風向きを逆算してプレーすることを共有し後半に入ります。

相手は後半からプレースタイルをロングボール中心に変更し積極的に背後を狙ってきます。後半4分。
ボールウォッチャーになってしまい背後に抜け出されてしまいますが、GK山田のファインセーブでピンチを凌ぎます。後半10分。右サイドの米田と岡崎でチャンスを演出します。米田から岡崎へとボールが渡り、米田がインナーラップからボールを受け直し数的有利を作り出しながら岡崎とのコンビで攻撃を構築しゴール前の山元へラストパス。山元がシュートを放ちますが惜しくも枠を捉えることはできません。攻撃面では前半よりも、テンポ良く相手ゴールに向かうシーンが増えます。守備面では、自分達で声を掛け合いコンパクトな状況からボールを奪えるシーンが増えてきます。
後半20分、エゼモクェに代えて坂元を投入します。坂元が積極的に左サイドをドリブルで仕掛け、チャンスを作り出しますが追加点が奪えません。後半34分、山元に代えて西川を投入します。西川が前線から積極的にアプローチをかけて相手に流れを与えません。追加点を奪いたいところでしたがチャンスを生かしきれず3-0で試合終了となりました。

出足が悪く、自分達のペースを掴むまで時間がかかってしまったゲームとなりました。立ち上がりから選手達自身で攻守共にスイッチを入れられるようにしないといけません。また次節に向けて良い準備をし練習に励みます。

本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、遠方まで温かいご声援ありがとうございました。次節も引き続き熱い声援をよろしくお願いいたします。