セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ2部 第22節 伊丹FC戦|レビュー:

2023.10.09
2023年10月9日(月・祝)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2023 関西サンライズリーグ2部 第22節
セレッソ大阪和歌山U-15 7-2 伊丹FC
試合詳細 >
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リーグ最終戦、高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ2023関西サンライズリーグ2部 第22節伊丹FC戦がナラディーアAピッチにて行われました。

伊丹FCのキックオフでゲームがスタートします。
伊丹FCは4-1-4-1の布陣で前線からプレスをかけて、攻撃になるとポジションを流動的に変化させサイドを起点に攻撃してきます。
開始早々、相手がDFの背後を狙ってきますが、DFとGK相尾が落ち着いて対応します。
前半2分に試合が動きます。前線からプレスをかけてくる相手に対して、少ないタッチでボールを動かし右サイドへ展開します。
片桐がサイドを突破しクロスを入れると、吉田泰がうまく合わせて、1-0と先制に成功します。
勢いに乗るセレッソ大阪和歌山は、4分・5分とゴールチャンスを迎えますが、追加点を奪うことができません。
18分に櫻井の負傷により、松本が投入されます。
相手はサイド攻撃からゴール前まで迫ってきますが、DF中村尚を中心に粘り強い対応でチャンスを与えません。
31分に追加点が生まれます。
テンポの速い攻撃で、左サイドの松岡へボールが渡ると、右サイドを駆け上がってきた片桐へクロスが入りシュートを放ちます。1度はGKに阻まれますがこぼれ球を自ら押し込み、2-0と相手を突き放します。
前半アディショナルタイムでは、相手のFKからピンチを迎えますが、全員で跳ね返し得点を与えません。
2-0で前半を折り返し、ハーフタイムに入ります。

ハーフタイムでは、「選択肢を1つではなく相手を観て判断し、攻撃すること。守備では、相手一人だけではなく2つプレスに行ける場所を意識して守ろう。」と、共有し後半に入ります。

後半開始から攻守にギアが上がると、42分に攻撃から前線での切り替えで、即座にボールを奪い返しチャンスを迎えますが得点することはできません。
セレッソ大阪和歌山のペースで試合が進むと、51分と55分に小村の連続ゴールで4-0とします。
60分、伊丹FCにゴール前でFKを与えてしまうと、こぼれ球を押し込まれ4-1と1点を返されてしまいます。
飲水タイムに、小村に代えて田中を投入します。
試合再開から、前田、田中とボールを繋ぐと岡村羽へラストパス、これを岡村が冷静に決めて5-1とします。
しかし66分には、相手FKからファーサイドからシュートを撃たせてしまい、ゴールを奪われます。
相手は勢いに乗りますが、67分に吉田泰に代えて、谷野を投入します。
代わって入った谷野が、前線からの守備と相手DF背後へのアクションで攻守に躍動すると、再びセレッソ大阪和歌山のペースに流れを引き戻します。
すると70分には、中村尚からのロングボールに、岡村羽がDF背後に抜け出しゴールを奪い6-2とリードを広げます。
71分に松尾、尾藤を投入します。
その1分後、谷野が起点に松尾へ、松尾からパスを受けた前田が強烈なミドルシュートを突き刺し、7-2と点差を大きく広げます。
その後、代わって入ったGK尾藤が伊丹FCの攻撃を落ち着いて対応して得点を与えません。
残り少ない時間帯も、ピッチに立っている選手やベンチにいる選手が一体になり最後まで戦い抜き7-2で勝利しました。

サンライズリーグは今節をもちまして終了となりますが、高円宮杯の関西大会が控えています。
全国大会に出場できるように、チーム内の競争を高めて臨みたいと思います。
本日も、保護者の皆様、クラブ関係者の皆様、サポーターの皆様、最終節まで熱いご声援本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。



(セレッソ大阪アカデミーGKコーチ 笹方和樹)