セレッソ大阪スポーツクラブ

プリンスリーグ関西2部 第4節 大阪産業大学附属高校戦|プレビュー:

2024.04.27
2024年4月27日(土)高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ 2024 第4節
セレッソ大阪U-18 - 大阪産業大学附属高校
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ 2024 関西 2部リーグ 第4節 大阪産業大学附属高等学校戦が行われました。

技術のある中盤選手を活かしながら、戦術的な立ち位置での攻撃を特徴とする大阪産業大学附属高等学校は、試合開始から積極的にプレスをかけボールを奪いにきます。
セレッソ大阪U-18はプレスを回避しながらボールを前進させたい所ですが、プレスを観察出来ずボールを失う場面が目立ってしまいます。
それでもセレッソ大阪U-18は前半13分。ミスにより前線でボールを奪い、DF藤井からMF首藤へクロスを上げます。
ゴール前の混戦になりFW中山がシュートを放ちますが相手DFに対応されます。
前半24分には相手GKのロングボールをDF海保が的確な判断でボールを奪い攻撃へ繋げますが、クロスが合わず得点出来ません。
大阪産業大学附属高等学校はボールを動かしながら長いボールを配球し攻撃を仕掛けます。
前半24分、相手のロングボールから自陣ペナルティーエリア深くまで侵入されグラウンダークロスをあげられます。
ファーサイドで無人のゴールに流し込まれますが、DF刈田が決死のスライディングでゴールを許しません。
しかし直後のスローインからペナルティーエリア外からシュートを許し失点を喫します。
失点後、同点にしたいセレッソ大阪U-18ですが全体的に攻撃のリズムが上がらず得点を奪えずに前半を終えます。

ハーフタイムには、FWの連携やゴールに向かうプレーを増加させる事。
ボールを持っている時、保持されている時、攻守両面で全てにおいて質を向上させる事を確認します。

後半は開始早々から試合が動きます。
DFラインから丁寧にボールを前進させ、MF手嶋から中央のFW中山へ。FW中山がシュートを放ちゴールを奪います。
幸先よく得点を奪い同点としたセレッソ大阪U-18は攻撃を続けます。
後半6分、DF伏見から左サイドを上がるDF藤井へボールを送り、DFの背中を走るFW中山へボールを送りますが惜しくもオフサイド。
14分にも相手DFの背中を上手く仕掛けクロスを配球しますがここも合いません。
後半途中から出場したMF佐野が効果的にボールを循環させます。
相手がブロックを形成してきた所もMF木實がミドルシュートを放ち得点を狙います。
時折、ボールを失いカウンターを受けますが堅実な守備でチャンスを与えません。
得点が奪えないまま時間が経過しますが後半45分。相手のバックパスにFW塩尻が献身的にプレスをかけます。
不用意なミスを誘発し決勝点を奪います。ロスタイムには危険な場面もありましたがDF藤井の身体を張ったプレーで得点を許しません。
コーナーキックではGKイシボウが積極的に飛び出しゴールを守り、このまま試合終了となりました。

前半の内容は改善すべき点が数多くありました。しかし失点直後に、選手達自身が改善策や問題点を話し合う姿が見れた事は今後の成長が期待できる部分でありました。
苦しみながら手にした勝ち点3を今後に繋げる為にも、指導者や選手達。関わる全員で地に足をつけて進んでいきたいと思います。
本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、応援ありがとうございました。


(セレッソ大阪アカデミーGKコーチ  稲田 康志)