セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ1部 第10節 ヴィッセル神戸伊丹U-15戦|プレビュー:

2024.05.06
2024年5月6日(月)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2024 関西サンライズリーグ1部 第10節
セレッソ大阪西U-15 - ヴィッセル神戸伊丹U-15
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U−15サッカーリーグ2024関西サンライズリーグ1部 第10節 ヴィッセル神戸伊丹U-15戦が、阪南大学高見の里グラウンドにて行われました。

曇りではあるものの、湿度により蒸し暑さが感じられる天候の中、ゲームがスタートします。
セレッソ大阪西は立ち上がりから積極的にゴールを奪いにいきますが、ボールを失うと相手は幅と厚みをもった位置取りで攻撃を構築します。
なかなか相手を捕まえることができず、中盤を突破されるシーンもありますが、ボールを奪えば上田、岡崎が積極的にドリブルを仕掛け、中央で山元、片山がシュートチャンスを狙います。
前半9分に試合が動きます。森がボールを奪い、力石からのパスに岡崎が抜け出し1タッチでシュートし、先制点を奪います。
さらに追加点を狙うセレッソ大阪西は、左サイドの上田が積極的に背後へ抜け出しチャンスを作りますが、得点が奪えません。シュートシーンは多く作りますが、ゴールから距離がある中でのシュートやクロスが多く、なかなか良い形でのフィニッシュまで繋がりません。
逆に相手にペナルティエリアへ侵入される回数が増えてくると、前半26分には左サイドから中央へボールを運ばれ、失点となります。得点を奪われてからも、同様に我慢の状況が続き、クロスやFKからヘディングでシュートを打たれるなどのピンチが続きます。
しかし前半40分、津田が奪ったボールを上田へパス、上田がそのままドリブルでペナルティエリア内に侵入し低弾道のクロスを上げると片山を経由し最後は山元がゴールへ突き刺し、勝ち越しに成功します。流れが悪い中良い時間帯にゴールを奪い、前半が終了しました。

ハーフタイムでは、相手に広げられた距離をコンパクトにすること、攻撃ではペナルティエリアへしっかりと侵入してフィニッシュに持ち込むことを共有し後半に入ります。

後半が開始しても、序盤はなかなか前半の状況を変えることができません。特に相手右サイドから何度もボールを運ばれピンチを迎えますが、最終ラインの長谷川、津田、川中がピンチを防ぎ我慢の時間が続きます。後半頭から入ったエゼモクェも積極的にドリブルを仕掛けチャンスをうかがいます。
そんな中後半19分でした。長谷川からの縦パスをうけた岡崎が中央の山元へパス。山元がそのままボールを運び、豪快にニア上へシュートを決め切り、追加点を奪います。2点差に広げたことでさらにセレッソ大阪西のペースへと持ち込みますが、ここでもチャンスを決め切ることができません。
しかしようやく後半37分に片山の守備から、谷口がパスカットし相手をかわすと左足を振りぬき、4点目を奪います。さらに村上、田中が交代で入ると、その直後田中のクロスから山元がハットトリックとなる5点目、終了間際には森の絶妙なミドルシュートで6点目を奪いました。
このまま試合終了かと思われましたが、アディショナルタイム5分に、相手CKからゴールを奪われ結局6対2でタイムアップとなりました。

大量得点はできたものの、守備でボールを奪い切れず悪い時間帯が長く続いてしまったことや、肝心な場面でチャンスを仕留めきれないことも多くありました。また終了間際の失点など、内容を見ると課題がよくわかる試合となりました。
成長している面もありますが、まだまだ目標の基準には程遠いことを選手スタッフ全員で共有しながら、また1週間トレーニングしていきたいと思います。

本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、遠方まで温かいご声援ありがとうございました。
引き続き熱いご声援をよろしくお願いいたします。


(セレッソ大阪西U-15コーチ  中島 高行)