セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ1部 第19節 アイリスFC住吉戦|レビュー:

2024.09.21
2024年9月21日(土)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2024 関西サンライズリーグ1部 第19節
セレッソ大阪西U-15 3-1 アイリスFC住吉
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U−15サッカーリーグ2024関西サンライズリーグ1部 第19節 アイリスFC住吉戦が、播磨光都第3サッカー場にて行われました。

本日、他会場の結果によっては高円宮杯全国大会出場が決まる大事な一戦。
セレッソ大阪西のキックオフで試合がスタートします。立ち上がりから、2トップの山元、國吉をターゲットに相手の背後から攻めにいきますが、相手の守備陣を崩すことができず、ゴールまで向かうことができません。
相手も得意のパスワークから攻撃を仕掛けてきますがDF陣が対応し、セカンドボールをボランチの林、力石が回収して攻撃に繋げます。両サイドハーフの片山、上田も積極的にアクションをとり、ボールを引き出してからチャンスを演出しますが得点には繋がりません。その後も得点を奪いにいきますが、前半は0-0で折り返しハーフタイムに入ります。

ハーフタイムでは、前向きの味方に対して追い越す回数を増やすこと、ペナルティエリアの3辺から攻めにいくことを共有し、後半に入ります。

後半から岡崎を投入し攻撃に厚みを出しにいきます。後半開始から、山元、國吉の背後へのアクション、林、力石の2列目からの積極的なランニングが見られ前半からの変化が見られます。人とボールの動きが流動的になり前線への球通りも良くなります。
後半18分に試合が動きます。ボールを受けた片山が得意のドリブルでバイタルエリアに侵入し山元へ絶妙な浮き玉のスルーパスを出します。ボックス内でスルーパスに反応した山元が上手く右足のボレーで合わせ1-0とします。
後半28分。相手の背後に抜け出した山元がゴール前で岡崎と2対1の状況を作り出し、上手く相手を引きつけてから岡崎へパス。パスを受けた岡崎が冷静にゴールに流し込み2-0とします。
後半32分。森、田中を投入しアクセントを加えにいくと同時に更に加点を狙いに行きます。ボールを引き出した田中がカットインで相手DFを1枚剥がし、相手のラインを破る対角へのパスで攻撃のスイッチを入れます。
森も攻守共に躍動します。守備では1列越されたボールに素早く反応し、プレスバックからボールを奪います。攻撃では相手センターバックとGKの間にセンスの光るスルーパスを出し触れば1点というボールでしたが惜しくも合わず得点には至りません。
しかし後半36分。自陣でのミスから、ボールロストし右サイドから崩され失点を許し2-1となります。
相手も前がかりになり押し込まれる時間が続きますが、後半アディショナルタイムに試合が動きます。黒川からのパントキックに抜け出した山元が相手に上手く体をぶつけマイボールにし、そのままゴールまで持ち込み冷静に流し込み、3-1とし試合終了となりました。
立ち上がりから上手くゲーム運びができず、苦しい時間帯もありましたが前半からの課題を修正し、良い時間帯に得点が奪えたこと、失点後も追加点を許さず加点できたことはポジティブに捉えたいと思います。

本日の結果と他会場の結果により、サンライズリーグ1部2位以内が確定し、高円宮杯JFA第36回全日本U-15サッカー選手権大会への出場が決まりました。

サンライズリーグ残り3節、全国大会に向けて課題に対して向き合い、更に積み上げて試合に臨めるように全員で良い準備をしたいと思います。

本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、遠方まで温かいご声援ありがとうございました。
引き続き熱いご声援をよろしくお願いいたします。


(セレッソ大阪西U-15コーチ 中島高行)


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