2024年10月5日(土)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2024 関西サンライズリーグ2部 第21節
セレッソ大阪和歌山U-15 0-2 FC PASENO ITAMI
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ2024関西サンライズリーグ2部 第21節 vsFC PASENO ITAMIがOFA万博フットボールセンターBで行われました。
前節、粘り強くプレーして引き分けることができたので、今節はなんとしても勝利したいセレッソでしたが、立ち上がりは相手にボールを動かされる展開となり、守備から自分たちのリズム、流れを作ります。
MF米田が相手の狙いをいち早く察知して、良いポジションからボールを奪う準備をして、制限がかかった相手に対してFW泉本と岡村がボールへプレッシャーをかけて相手のミスを誘い、ショートカウンターでチャンスを作りましたが、決める事ができません。
前半給水タイムの前には、セレッソらしいテンポよくボールを動かす攻撃ができ、慌てて飛び込んできた相手DFからファウルを受けて、ゴール前約25mからのFKのチャンスとなります。
ここでアイディアあるプレーを魅せます。キッカーの井岡が直接ゴールを狙うかと思われましたが、壁の頭上を超えるループパスを選択。そのボールに反応したMF谷上がGKとの1vs1のチャンスを迎えましたが、シュートはゴールの枠を捉えることができません。
前半28分、相手に押し込まれて、ゴール前に引かざるを得ない守備になり、ボールへのプレッシャーが緩くなった所をペナルティーエリアの外から強烈なミドルシュートを叩き込まれて、0-1となります。
前半34分には、相手のショートCKで揺さぶられてピンチを迎えましたが、粘り強い守備でゴールを守ります。
前半終了間際には、左サイドからFKのピンチを迎えます。ファーサイドでヘディングで合わされてしまい、失点かと思われましたが、わずかにゴールの枠を外れます。前半は守備に追われる時間が長く、ボールを受けるためのアラートさに欠け、味方との関わりについても修正することができず、チャンスらしい場面を作る事ができないまま、前半が終了します。
ハーフタイムには、相手の攻撃に対して、ボールの移動中にしっかりアプローチすること、ボールを奪いにいきながらも駆け引きをすること、また攻撃面についても自分たちの距離感を確認します。
後半開始からFW宮井と北野が投入されます。
その2人が前線からプレスをかけ、ハーフタイムに修正した通り、MF、DFラインの選手がボールを奪う事ができるようになります。
しかし、奪ったボールを正確にプレーする事ができず得点を奪うチャンスができないまま時間が経過し、後半14分にようやくチャンスが訪れます。
DF小池からのロングフィードに抜け出した宮井が飛び出してきたGKに対してループシュートを放ちましたが、ボールはポストに当たり、決め切る事ができません。
直後の後半19分、ピッチ中央でボールを奪い、攻撃へ繋げようとした所を奪い返されてしまい、そのまま、ミドルシュートをゴール右隅へ流しこまれてしまい、0-2となります。
後がないセレッソは後半21分、途中出場のMF浦下がスピードに乗った状態で相手DFラインを突破して、そのままフィニッシュまで持ち込みましたが、またしてもゴールポストに阻まれてしまいます。続く後半25分には、右サイドを崩す事に成功して、ゴール前へボールを送ります。途中出場MF磯本が強引にシュートまて持ち込みましたが、決め切ることができません。その後も相手コートへ押し込む事はできましたが、最後の場面でパスの出し手と受け手でプレーを共有する事ができず、決定機らしい場面を作る事ができず、0-2で試合終了となりました。
前半の入りから徐々に上向きに試合を運ぶ事ができましたが、受け手の準備が遅く、ボールを受けに入りながらも次の事を考えていない事、奪ったボールを攻撃へ繋げる為の強度をあげることができなかった事など、たくさんの課題を見つける事ができました。
次週の最終節に向けて、課題にもしっかりと向き合いながら、悔いのない取り組みを行い、リーグを戦い抜きたいと思います。
本日も保護者、サポーター、関係者の皆様、応援していただきありがとうございました。
引き続き、温かいご声援よろしくお願いいたします。
(セレッソ大阪和歌山U-15コーチ 但馬 佳樹)