セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ2部B 第14節 Wizards Football Club戦|レビュー:

2025.05.24
2025年5月24日(土)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2025 関西サンライズリーグ2部B 第14節
セレッソ大阪和歌山U-15 0-0 Wizards Football Club
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U -15サッカーリーグ 2025サンライズリーグ2部 第14節 vsWizaeds Football Clubがセレッソ大阪シャウエッセングラウンドにて行われました。
雨が強く降りしきる中での重要な一戦を迎えました。前節は悔しい結果となりましたので、なんとしてでも勝ち点3を奪いにいかなくてはならない、重要な試合となりました。

試合開始から相手はロングボールを前線へ送り、全体をラインを押し上げセレッソ陣地へ押し込もうとしますが、ラインを揃え、力強く跳ね返していきます。セレッソは中盤をうまく使いながらボールを動かすと、7分にはサイドへ展開し、ボールを受けた増田が濡れたピッチを利用した低く速いクロスを中央へ送り、山口が飛び込みましたが、オフサイドの判定となります。
早々にチャンスを作れたものの、その後はお互いに譲らず、チャンスや決定機をなかなか作り出せません。
飲水タイムが終わり、気持ちを入れ直しピッチに入ると、30分には自陣からビルドアップし中央、サイドを使いながら前進し、コンビネーションからサイドを抜け出した増田の低いクロスを、逆サイドから走り込んだ峰松が合わせますが枠を捉えきれません。
その1分後には相手のボールを奪った樋川が前線へ走り出した山口へスルーパスを送りますが、あと一歩のところでGKに触られクリアーされてしまいます。徐々にチャンスを作り出し、勢いに乗って得点を奪いに行こうとしますが、前半終了のホイッスルが鳴り、ハーフタイムとなります。

なんとか後半に先制点を奪取したいセレッソは、全員でコミュニケーションをとり、戦い方を共有していきます。作戦ボードを使い、相手のシステムからどこのスペースが生まれやすいか、どのようにボールを前進するかを指示し、ピッチへ送り出します。

後半はサイドへの展開を多く行い、深い位置へ進入し、相手ゴールへ迫りますが、相手の固い守備に阻まれ、なかなか得点を奪うことができません。セレッソは選手を入れ替えながら、攻撃のパターンを増やし中央、サイドのコンビネーションを使いながらゴール前までボールを送りますが、シュートを振り抜くことができません。
対する相手は前線のパワーを生かしながら、セレッソゴールへと迫ります。
お互いに一進一退の攻防を繰り広げ、コーナーキックやセットプレーから得点を狙いますが、両者譲らず0-0のまま試合は終了しました。

本日は悪天候の中、たくさんのご声援をいただき、ありがとうございました。
一旦リーグは中断となり、来週から日本クラブユース選手権関西大会が開催されます。
リーグとは違い、負ければ終わりの一発勝負ではありますが、何が起こるかわからないのがサッカーの怖いところであり、面白いところでもあります。
自分たちのさらなる高みへ近づけるよう、また明日から準備していきたいと思います。
引き続き、温かいご声援をよろしくお願いいたします。


(セレッソ大阪和歌山 U-15コーチ 山田俊毅)


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