2025年5月31日(土)第40回日本クラブユースサッカー選手権(Uー15)大会関西大会 1回戦
セレッソ大阪和歌山U-15 3-2 大阪セントラルFC
試合詳細 >
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本日、日本クラブユースサッカー選手権 (U-15) 大会関西大会 1回戦 vs大阪セントラルが奈良フットボールセンターにて行われました。
リーグ戦とは異なり、負ければ終わりのトーナメント1回戦、全国大会に繋げるために、勝たなければいけない緊張感の中、試合が開始されました。
試合開始から相手はラインを高く保ち、ロングボールを背後に蹴り、前線の選手の走力を活かした攻撃を仕掛けます。
セレッソはラインコントロールをし、1stボールをしっかりクリアし、自分たちのボールに繋げていくと、4分には中央の混戦から、相手DFの間へボールが通ると、すかさず反応した峰松がドリブルで持ち運び、GKとの1vs1をしっかり決め早々に1-0とします。
17分には中央でボールを収め、前を向いた結城がスルーパスを送り、抜け出した岩本が相手をキックフェイントで鮮やかにかわし、放ったシュートはゴールに突き刺さり2-0とリードを広げます。
攻撃でボールを握る時間が多くなったセレッソでしたが、次第に相手のカウンターを受け始めると、27分には奪われたボールを中央から右サイドに展開され、深い位置からクロスを上げられると、中央で打たれたシュートはファーポストを直撃し、ピンチを脱します。
前半が終了し、ハーフタイムを迎えると、攻守における現象を共有し、そこからの打開策を指示します。また、相手の脅威となっていることにも目を向け、全員で今一度、守備の約束事を見直し、ピッチに送り出します。
流れを掴みたいセレッソでしたが開始からわずか6分、セレッソの右サイドの深い位置へ進入されると、ゴールエリア中央へのクロスボールが入り、それをうまく合わされてしまい、2-1とされます。
その後相手の勢いに呑まれてしまったセレッソは、51分にまたもやサイドの深い位置からのクロスにより失点し、同点に追い付かれてしまいます。
試合が振り出しに戻ったタイミングでメンバーを変更し、得点を奪いにいくため、より攻撃的なシフトにチェンジし、アグレッシブにゴールに襲い掛かります。
すると57分右サイドで得たコーナーキックを結城が蹴ると、ゴールまえで構えていた中村が上手く合わせ、3-2の勝ち越しゴールを挙げます。
その後も交代を使いながらリードを守り、ピンチを作らせることなく試合を終え、3-2の勝利で無事に2回戦に進むことができました。
初戦で難しいメンタル状況となり、チームのパフォーマンスも決して良かったわけではなかったですが、次の試合に進めたことが全てであり、一つ一つ目の前の試合に全力で挑んでいきたいと思います。
本日もたくさんのご声援をいただき、ありがとうございました。
連戦という厳しい状況での試合となりますが、勝って次に繋げられるよう選手たちをサポートしていきたいと思います。
引き続き、温かいご声援をよろしくお願いいたします。
(セレッソ大阪和歌山U-15コーチ 山田俊毅)