セレッソ大阪スポーツクラブ

ヤマトタケルリーグ1部 第6節 京都サンガF.C.U-15戦|レビュー:

2025.05.31
2025年5月31日(土)U-13サッカーリーグ関⻄2025 ヤマトタケルリーグ1部 第6節
セレッソ大阪U-15 1-1 京都サンガF.C.U-15
試合詳細 >
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本日、U-13サッカーリーグ 2025 関西ヤマトタケル1部リーグ第6節 vs 京都サンガF.C.U-15がナラディーアBピッチにて行われました。

ヤマトタケル1部リーグにおいて全勝中で首位にいる相手に対して、自分たちのトレーニングしてきたこと全てを発揮して挑もう、ということで集中した良い雰囲気でウォーミングアップを行い、キックオフを迎えます。
キックオフ直後からボールを動かそうとしてくる相手に対して、前線から積極的にプレッシャーをかけます。FWから制限をかけ、連動して相手ボールを奪うシーンを多く作ります。相手ボールを奪った後も丁寧にボールを動かして支配する時間を作りますが、なかなか相手コート深くまでは進めずに、低い位置でポゼッションする展開が多くなります。その中でも何度か相手ゴールに迫りますが、決定機は作れません。
試合が進むにつれて相手がこちらのプレッシャーを見て背後にロングボールを入れてくると、対応が遅れてシュートまで持ち込まれてしまうシーンが増えますが、GKの小田を中心に冷静に対応します。
そんな中、20分でした。中盤のルーズボールを拾った榊本から三澤へボールが繋がります。三澤はペナルティエリア手前にいたFWの下谷へ縦パスを入れ、そのまま左サイドをDFの背後に抜け出します。下谷から再びパスを受けた三澤がゴール前にグラウンダーのクロスを送ると、ゴール正面に走り込んだ山下がダイレクトでシュート。相手ゴールネットを揺らし先制します。その後、何度か相手にゴール前までボールを運ばれますが無失点のまま前半が終了。リードしてハーフタイムを迎えます。

ハーフタイムには、相手ロングボールに対しても正しいポジションから対応すること、攻撃の優先順位を意識しながらボールを動かすこと、後半の立ち上がりから集中してゲームに入ること、を確認して後半に臨みます。

後半が開始されると、相手はDFライン背後へのロングボール使った攻撃を多用してきます。前への圧力を強めてくる相手に対して押し込まれる展開が増え、なかなか攻撃に出ることができません。クリアしたボールも相手に拾われるシーンが多く、我慢の時間帯が続きます。
流れを変えたい45分にメンバー交代を行いますが、試合展開は変わりません。
それでも全員が集中力を切らすことなく身体を張って必死に守っていましたが、55分に同点に追いつかれてしまいます。左サイドからペナルティエリア手前中央付近へ戻されたボールへのプレッシャーが少し遅れ、左足を振り抜かれるとシュートは守っていた選手たちの間を抜けてゴールへ。カバーに入ったDFの身体に当たりましたが、失点を防ぐことはできませんでした。その後、得点を奪うべく相手ゴールに迫るシーンを作り出しますが、決めきれずそのまま試合終了となりました。

選手全員が強い気持ちを持ち続けて戦えたことは成果でした。ボールを動かせた前半と押し込まれ続けた後半、今までの課題を修正できた部分とできなかった部分を冷静に振り返り、引き続き、個人・チームで成長していきたいと思います。

応援に駆けつけていただいた 保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、温かいご声援をありがとうございました。
引き続きよろしくお願いいたします。


(セレッソ大阪U-15コーチ 鈴間 晴崇)


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