セレッソ大阪スポーツクラブ

ヤマトタケルリーグ1部 1部2部入替戦 ヴィッセル神戸伊丹U-15戦|レビュー:

2025.12.06
2025年12月6日(土)U-13サッカーリーグ関⻄2025 ヤマトタケルリーグ1部 1部2部入替戦
セレッソ大阪U-15 1-1 ヴィッセル神戸伊丹U-15
試合詳細 >
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本日、U-13サッカーリーグ2025 関西ヤマトタケルリーグ1・2部入替戦 ヴィッセル神戸伊丹戦がJ-GREEN堺S11ピッチにて行われました。

1年生として最後の公式戦、そして来年度の戦う舞台を決める大切な一戦。レギュレーション上、引分け以上で残留が決まります。

ウォーミングアップから集中した雰囲気を作り、良い緊張感の中でキックオフを迎えます。
立ち上がりはお互いに相手DFライン背後へのシンプルなボールで押し込もうとしますが、相手の前への圧力を受けてしまい自陣でプレーする時間帯が多くなります。押し込まれる時間が続きますがDF陣を中心に冷静に対応し、山下、滝川を中心にカウンターを仕掛けます。何度か相手ゴール前まで迫りますが決定的なシーンを作ることはできません。その後も同様の展開が続く中、0-0のままハーフタイムを迎えるかと思われた前半29分でした。サイドチェンジから自陣右サイドペナルティエリア付近までボールを運ばれ、切り返しから右足でクロスを上げられます。ボールはゴール前でバウンドしますが、DF陣が上手く処理することができずに相手に押し込まれ失点してしまいます。終了間際の嫌な時間帯に先制点を与えてしまい 0-1で前半が終了します。

ハーフタイムには、相手の中央を使わせないように守備をすること、攻撃の優先順位を意識してプレーしシュートの数を増やすこと、後半立ち上がりの入り方を確認します。

後半開始から水野を投入しボール保持の時間を増やしにいきます。後半は立ち上がりから相手コートでプレーする時間が増え、山下、橋戸がシュートチャンスを迎えますが、いずれも枠をとらえることはできません。何度か相手のカウンターを受けますが落ち着いて対応しチャンスは作らせません。その後、3回コーナーキックからチャンスを迎えますがゴールには繋がらず時間が経過していきます。55分には選手交代で中西を投入、システムを変更して得点を奪いにいきます。残り時間が僅かとなった59分、左コーナーキックを獲得します。キッカーの橋戸が右足でゴール前へボールを送ると、相手マークを上手く外して走り込んだ榊本が右足でネットを揺らし土壇場で同点に追いつきます。その後2分間のアディショナルタイムをしっかりと凌ぎ、試合は1-1のまま終了。

この結果、関西ヤマトタケルリーグ1部残留が決まりました。

1年間のリーグ戦を通じて、勝ち点を取ることが本当に難しく苦しい戦いが続きました。
試合を重ねる中で、1つのプレー・1得点・1失点の重みを痛感することも多かったです。
そんな中でも選手たちは日々のトレーニングで少しずつ向上し、終盤戦は緊張感のある試合が続く中で少しずつ逞しさも出せるようになりました。
この先、選手たちには1年間の経験を必ず成長に繋げられるよう、日常を大切に積み重ねて前に進んでいって欲しいと思います。

応援に駆けつけていただいた 保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、温かいご声援をありがとうございました。
引き続きよろしくお願いいたします。


(セレッソ大阪U-15 コーチ 鈴間 晴崇)


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