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高円宮杯U-18プレミアリーグ 第20節 サガン鳥栖U-18戦|レビュー:

2022.11.20
2022年11月20日(日)高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2022 第20節
サガン鳥栖U-18 1-1 セレッソ大阪U-18
試合詳細 >
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本日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2022 WEST 第20節 サガン鳥栖U-18戦が駅前不動産スタジアムで行われました。
前節の大阪ダービーと同様、トップチームが本拠地としているスタジアムでの有観客試合とあって、緊張感のある雰囲気も含め、非常に良い環境下での試合となりました。

試合は前線から積極的なプレスを掛けてくる相手に対してなかなか前進する事ができず、カウンターを受けピンチを招く場面も。
相手のサイドを広く使った攻撃とロングスローからの流れであわやという場面を作られてしまいますが、相手の精度に助けられます。
前半29分、FKをクイックで始めてパスを繋ぎ、伊藤翼がPA内でフリーでシュートを放つも、ゴールを捉える事ができません。
ようやくこの試合の初シュートをうち、この辺りの時間から相手の背後を取る機会が増えて、攻撃のリズムが良くなりだします。
37分には末谷の右サイドからのパスに木下が中央でダイレクトでミドルシュートを打ちます。しかしこれはバーに当たり、惜しくもチャンスを逃してしまいます。
惜しい場面が増えてきて得点の気配がしてきた前半41分、待望のゴールが生まれます。木下が中央でキープし、溜めを作ると左サイドをオーバーラップした藤井にパス。そこから中央に精度の高いクロスを上げるとそのボールに走り込んだ末谷が頭で合わせてゴール。
苦しい時間帯が多かった前半に先制する事に成功します。

後半に入り、相手は長身の選手を投入して、立ち上がりからパワープレーを仕掛けてきます。しかし全員の集中した守備で相手にチャンスを与えません。
ところが56分でした。ショートコーナーからパスを繋がれ、ゴール中央でフリーでシュートを打たれるとゴール前のDFに当たりコースが変わったボールはそのままゴールに吸い込まれてしまいます。
後半の早い時間帯に同点に追いつかれてしまいました。
同点には追いつかれましたが、その後は追加点を取るべく攻勢を強めていきます。
58分、カウンターから末谷→金本とパスが繋がりチャンスを迎えるもシュートはDFにブロックされます。
63分にも中山から金本に繋がりPA内でシュートを放ちますが、このシュートは相手GKのセーブ、こぼれ球を木下が詰めるも再びGKのファインセーブに合ってしまい決め切る事が出来ません。
続く75分には藤井が、89分には木下が決定的なシュートを放ちますが、どちらのシュートもまたしてもGKのファインセーブで止められてしまい追加点を奪う事ができません
結局、最後まで相手の固い守備をこじ開ける事が出来ずにタイムアップ。1-1の引き分けという結果に終わりました。
今日も遠くアウェイにも関わらず、サポーターの方々、保護者、関係者の方々には最後まで温かい声援をいただきました。
選手達も非常に心強かった事と思います。
本当にありがとうございました。
今年度のプレミアリーグもあと2試合。
普段から取り組んでいる事の成果を存分に発揮出来るように、また全員でトレーニングしていこうと思います。


セレッソ大阪アカデミーGKコーチ 相澤 貴志