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高円宮杯U-18プレミアリーグ 第10節 サンフレッチェ広島F.Cユース戦|レビュー:

2022.06.26
2022年6月26日(日)高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2022 第10節
サンフレッチェ広島F.Cユース 2-2 セレッソ大阪U-18
試合詳細 >
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本日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2022 WEST 第10節 サンフレッチェ広島U-18戦が吉田公園人工芝グラウンドで行われました。

試合は立ち上がりから相手の徹底した前線からのプレスに対してなかなか前進することが出来ません。パスがズレてしまったり、こちらのコントロールミスを狙われてしまいショートカウンターを受ける事が多くなる展開に。
前半7分、自陣でボールを失うと、左サイドDF背後に抜け出されてしまいます。PAにも侵入されそこからファーサイドへのグラウンダーのクロス。ファーサイドでフリーになっていた選手に渡り、シュートを冷静に決められてしまいます。
立ち上がりの時間に痛い先制点を許してしまいました。
その後なかなか効果的にパスを繋げずチャンスを作れずにいると、前半32分、DF背後に出されたロングボールをDFとGKの所でうまく処理できず、間に入った相手選手に触られてしまいこれがゴールへ。追加点を許してしまい、0-2と苦しい展開に。
スコアが0-2になってからは相手のライン間でボールを受ける事が多くなると、FWの動き出しとタイミングの良いパスで何回も背後をつきチャンスを作り出します。
34分、エレハクのパスをタイミング良くDF背後で受けた木下がシュートを放ちますが、これは枠を捉えることが出来ません。
41分、自陣でボールを奪った川合から前線の木下にボールが渡ります。DFも振り切りゴール前にドリブルで持ち込むとゴール中央でシュートを放ちます。これが決まり、1点を返します。
前半終了間際には清水の浮き球のパスに木下がまたしてもDF背後に抜け出すと、飛び出したGKもかわしシュートを打ちます。決まったかと思われたシュートはポストに嫌われてしまい、同点に追いつくチャンスを逃してしまいました。

後半に入り、立ち上がり、右サイドの背後を突かれてしまい相手にPA内まで侵入されてしまいます。クロスから際どい場面をつくられますが、ここは身体を張った守備で追加点を許しません。
ボールを保持する時間が長く、中盤で前を向く機会が増えましたが、なかなか決定的なシーンを作れずにいると、逆に失い方が悪く、カウンターを受ける場面も。
しかし68分でした。FKの二次攻撃で左サイドをドリブルで突破した末谷がファーサイドへグラウンダーのクロスを送ると、攻め残っていた川合が合わせてゴール。同点に追いつきます。
84分には疲れのみえた木下、末谷に代えて金本、山田を送り出し攻勢を強めますが、最後まで相手ゴールを脅かす事が出来ずにそのままタイムアップ。
2-2の引き分けで勝ち点1を分け合う結果となりました。
自分達のミスから難しい展開にしてしまい、チャンスに決め切る事ができなかった、課題の多い試合となりました。

保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、いつも熱くそして暖かい声援をありがとうございます。
また1週間、来週のホームでの試合に向けて全員で最善の準備をしていきます。



セレッソ大阪アカデミーGKコーチ 相澤貴志