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U-15女子リーグ関西 バニーズ京都SC flaps U-15戦|レビュー:

2023.04.09
2023年4月9日(日)JFA U-15女子サッカーリーグ2023関西(前期)
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-15 5-0 バニーズ京都SC flaps U-15
試合詳細 >
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本日、JFAU-15女子サッカーリーグ2023関西 第1節 バニーズ京都SC flapsU-15戦が行われました。
初戦ということもあり、少し緊張した様子で試合に入った選手達。

立ち上がりは技術的なミスの多さから簡単にボールを失い、そこから両サイドを広く使う相手に走られて全体的に押し下げられる展開となりました。
20分過ぎからは、ボールの出し手に対する受け手の繋がる速度が上がり、三人目のプレーが出てくるなど、サッカーのテンポが少し変化して前向きになる選手が出始めました。すると、寺田からの縦パスを受けた林優明がスムーズに前を向いて相手CBの背中を取った池田へスルーパスを出し、池田がそのままドリブルで持ち込みゴール左へ落ち着いて流し込んで先制しました。
この得点で緊張が解けたのか、攻守において積極的に前へ出て行ける選手が増えて自分達のペースで試合を進めるようになります。
先制点から間も無く、相手GKのパスをカットした池田がゴール前に折り返したボールを、林優明が追加点を上げます。
その後、四本のロングパスに抜け出した玉村が、左サイドからゴール前の林優明にパス、林のシュートはGKにセーブされますが、そこで得たCKから四本がヘディングでゴールし3点目。
相手FWの抜け出しに対してもDFラインが体を張ってシュートまで持ち込ませず、前半は3-0で終えます。

選手交代がありましたが、後半立ち上がりも相手陣内でのプレーが多く試合が進みます。すると、相手陣内でDFの縦パスを阪田がカットし、そこから池田→林優明とボールを繋ぎ、折り返しを池田がシュート。一旦は弾かれますが阪田が詰めて4点目。
後半途中からはミスでボールを失う回数が増え、中盤で相手にボールを動かされて自陣まで攻め込まれるシーンが出始めますが決定的なピンチには至らずに進みます。こちらもボールを奪って前向きに走るFWへパスを狙いますが、出し手・受け手の技術的なミスからなかなかシュートまで持ち込めません。
後半30分、お互いに得点チャンスがあまり生まれない中で得たセレッソのCKを寺田が頭で合わせて5点目。試合はこのまま終了して初戦を勝利することができました。

技術的なミスから相手に簡単にボールを渡してしまう場面や、自分達のタイミングでプレーできない場面が多い点に課題は残りますが、自分達で流れを引き寄せて得点まで持って行けたことは良かったと思います。
課題は前向きに捉えて、さらに良くなるためにトレーニングに向き合うことで少しずつ成長していきます。

本日は、遠方にも関わらず会場に駆けつけていただいた皆様、温かいご声援ありがとうございました。
今後も応援よろしくお願いいたします。



セレッソ大阪ヤンマーガールズU-15監督 金澤史朗