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関西サンライズリーグ2部 第8節 ディアブロッサ高田FC U-15戦|レビュー:

2023.04.22
2023年4月22日(土)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2023 関西サンライズリーグ2部 第8節
セレッソ大阪和歌山U-15 1-4 ディアブロッサ高田FC U-15
試合詳細 >
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ピッチには強い風が吹き、その影響を受ける状況でのゲームとなりました。
コイントスにより、前半は風下に立たされます。ロングボールと勢いのあるプレスを武器とする相手に押される場面もありますが、こちらはショートパスを繋いで相手陣内に攻め入ります。
前半5分、自陣左サイドで与えてしまったFKをファーサイドで合わされ、先制点を奪われてしまいます。
出鼻を挫かれる形となりましたが、慌てずにテンポよくボールを動かし相手ゴールに迫ります。FW厚地がシュートを放つなど、こちらにも得点の雰囲気が漂い始めます。
17分には同点ゴール。MF井岡のパスに抜け出したSH小村がGKとの1vs1を冷静に決め、追いつきます。
その後も攻勢を強めたいところでしたが、徐々にパスミスが目立ち始め、攻撃のリズムが生まれません。
追加点を奪うことができないまま、前半が終了します。

後半は風上に立ち、勢いよく攻撃に出ます。
開始直後、MF前田のパスに小村が抜け出し、チャンスを演出。ゴールは奪えませんでしたが、良い形で後半のスタートを切りました。
しかし44分、ビルドアップの最中に自陣ゴール前でボールを奪われ1-2に。
さらにその1分後、ミドルシュートのこぼれ球を押し込まれ、一気に2点のビハインドを負う展開となってしまいます。風上に立ち、優位にゲームを進められると思った矢先の2失点により、厳しい状況に立たされます。
その後も焦りからかボールロストが増え、カウンターから押し込まれ始めます。
思うようにいかない状況の中、徐々にこちらの選手達の脚が止まり始め、62分には右サイドからのクロスをフリーで打たせてしまい3点のリードを許してしまいます。
途中出場のSH宮井が果敢にシュートを放ちますが、相手GKを攻略することはできず、1-4でタイムアップとなりました。

今回のみならず、最近の試合では、失点をしてはいけない時間帯に失点するなど、試合のポイントを抑えられておらず、不用意なプレーを続けてしまっています。
また、決定的な得点チャンスを生み出すことも少なく、まだまだ技術・体力不足を痛感させられています。

なかなか望むように事が進まない日々が続いていますが、結果を他人のプレーやチーム状況のせいにしないように注意しなければなりません。今、素晴らしい選手になるための良い試練を与えられています。たくましい選手になるために、この苦しい状況に挑んでいきたいと思います。

保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、温かい応援ありがとうございました。



(セレッソ大阪和歌山U−15コーチ 北口雄一)