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高円宮杯U-15関西プレーオフ  決勝 FCフレスカ神戸戦|レビュー:

2023.11.19
2023年11月19日(日)高円宮杯JFA第35回全日本U-15サッカー選手権大会関西地域プレーオフ 決勝
セレッソ大阪U-15 1-1 FCフレスカ神戸
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA第35回全日本U-15サッカー選手権 関西地域プレーオフ決勝 FCフレスカ神戸戦がOFA万博フットボールセンターAで行われました。
全国大会の出場権がかかった重要な一戦。
昨日とは打って変わって天候も良く、決勝戦ということもあり沢山のギャラリーが詰めかける中、試合のキックオフを迎えました。

試合は開始早々にテンポ良くパスを繋いだセレッソがチャンスを作ります。
CKを得て、ショートで繋ぎPA内に侵入するとそこからあげたクロスをファーサイドで群馬が折り返し、最後は内海が押し込みたい所でしたが、ここはわずかに届かずゴールとはなりません。
相手はシンプルにロングボールでこちらの背後をとろうと攻撃を仕掛けて来ます。
10分には自陣PA内でDF背後を突かれ非常に危険な場面を作られますが、ここはタイミングよく飛び出したGKの坂田が体を張ってカバーしてピンチを防ぎます。
すると直後の11分、内海から姜にパスが繋がりDFラインを抜け出すと、姜がGKとの1対1を冷静に決めて早い時間に貴重な先制点を挙げます。
先制点を挙げ、勢いに乗っていきたい所でしたが15分、自陣右サイドを突破されるとPA内深い位置からの折り返しをニアサイドで合わされてしまい失点。先制点から早いタイミングで追いつかれてしまい、ゲームを振り出しに戻されます。
その後、何度か相手の速いカウンターでDFの背後を突かれてしまい、危ない場面を作られてしまいますが、DFの佐藤が最後の所で体を張ってブロック、ピンチを防ぎます。
一方セレッソは相手の粘り強いディフェンスの前になかなかシュートチャンスを作り出すことが出来ず、前半は1-1のまま折り返します。

ハーフタイムには、相手のどこに穴があるのか、どこからプレスに来ているのか、相手をよく見て攻撃する事を中心に確認して後半に臨みます。

後半はお互いの意地がぶつかり合う激しい球際の攻防が多く、攻守が目まぐるしく入れ替わります。
63分には相手選手に中央突破を許し、PA内から強烈なシュートを撃たれてしまいます。このシュートはポストに当たりゴールとはなりませんでしたが、非常に危険な場面を作られてしまいます。
疲れの見えた選手に代えて、永添、尾嵜、松本とフレッシュな選手を次々に送り込み最後までゴールを目指します。
増井のドリブルや永添の背後へのランニングから何度か惜しい場面を作りますが、最後の壁を破り切る事が出来ません。
お互いに力を出し切った好ゲームは結局1-1のままタイムアップ。
勝負はPK戦にもつれ込みます。

先攻はFCフレスカ神戸、後攻はセレッソでPK戦がスタートします。
相手の1人目のキックをGKの坂田がコースを見事に読み切りストップ。1人目を止めて良い流れを作り出します。
後攻のセレッソは1人目の手嶋がしっかり決めて優位に立ちます。
しかし2人目、相手キッカーに決められて迎えたセレッソの2人目、キックは相手GKにコースを読まれてしまい止められてしまいます。
その後、3人目、4人目と連続で決めた相手に対して、セレッソは連続でストップされてしまい、結果1-3で残念ながら敗退が決定してしまいました。

本日もサポーターの皆様、保護者の皆様、関係者の皆様、選手達に最後まで温かい声援をありがとうございました。全国大会の出場権が得られず非常に悔しい敗戦となってしまいました。
この大会の中で出来た事、また出来なかった事を選手にフィードバックして、また今年度の残りの日々のトレーニングの中で選手達の成長に繋げていければと思います。
最後になりますが、いつもセレッソ大阪U-15の活動のサポートをして下さり、本当にありがとうございます。3年生は今大会が最後の公式戦となりますが、この悔しさを糧にもっともっと大きな目標に向かって飛躍してくれるはずです。
今後も引き続きサポートのほど、よろしくお願いします。



セレッソ大阪アカデミーGKコーチ 相澤貴志