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ヤマトタケルリーグ2部 第18節 セレッソ大阪U-15戦|レビュー:

2023.12.02
2023年12月2日(土)U-13サッカーリーグ関⻄2023 ヤマトタケルリーグ 第18節
セレッソ大阪和歌山U-15 1-6 セレッソ大阪U-15
試合詳細 >
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U-13サッカーリーグ 2023 関西ヤマトタケルリーグ2部 第18節 セレッソ大阪U-15戦が、ナラディーアAにて行われました。
今季の公式戦最終節で相手はセレッソ大阪U-15。他の試合結果により和歌山U-15の昇格への道は絶たれてしまったものの、最終試合で前期の敗戦の雪辱を果たしたいところ。

立ち上がりからお互いにプレッシャーをかけあい、 緊迫した雰囲気で試合が始まりましたが、開始早々に試合が動きます。
前半3分、相手のセンターバックの選手にボールを前線まで運ばれ、GKが前に出ていたところを頭上を越すミドルシュートを浴び失点。0-1と開始早々に先制点を許してしまいます。
続く5分には左サイドで起点を作られ、PAの外からまたもGKの頭上を越す技ありシュートで追加点を奪 われてしまいます。
軌道に乗る前に出鼻を挫かれる展開になりましたが、ボールを大事に保持する時間を徐々に長くしていきます。
前半21分には、FWの久木山が相手の左サイド深くをドリブルで突破し、中にパスで折り返すもパンチのあるシュートを打つことができず、得点とはなりません。
勢いに乗りたいセレッソ大阪和歌山U-15は前半24分にも、自陣からのクリアボールを拾ったFWの久木山が相手のCBをドリブルでかわし、PA外からシュートを放つもクロスバーに阻まれゴールとはなりません。
チャンスを作れていた時間帯に得点を奪いたかったところでしたが、自陣で判断が遅れたところからボールを失い、シュートを放たれ0-3と点差を引き離されて前半が終了します。


ハーフタイムには一人一人が守れる場所を広げること、攻撃では前とつながりながらボールを受けること、更にはボールを扱う技術にこだわることを確認・共有し後半に向かいました。


後半開始から攻撃的な選手である山本、岩本をピッチ送り出し巻き返しをはかりたいところでしたが、後半7分に失点を喫してしまいます。
失点からは徐々に主導権を握る時間を作り始めますが、なかなか得点を取るに至りません。
得点が欲しいセレッソ大阪和歌山U-15は、FWに吉田眞を投入し試合に勢いをつけます。
後半17分には、中間ポジションでパスを受けた吉田眞がボールを前に運び、右サイドを駆け上がっていたMF北野へラストパス。相手の最終ラインの選手と入れ替わる形になりGKとの1対1の局面を迎えますが、相手GKの素晴らしいセービングにより決定機をものにすることができません。
得点が取れないまま後半19分、23分と立て続けに失点。
終了間際の後半26分に、相手陣内でボールを奪ったところからFWの山本が相手ゴールに強烈なシュートを突き刺し、一矢報いますがここで試合終了。
リーグ最終節を完敗という形で終わりました。

前期の大敗から、月日が経ち、我々も万全を期してこの試合に臨みました。
確かにあった『個人』の力の差を感じ、夏、秋を経て我々も進化を重ねてきました。
今日の試合では負けてはしまいましたが、前期とは違い点差以上のファイティングポーズを繰り出すことはできたのではないかと小さな手応えも感じました。
それでもまだまだ課題は多く、伸びしろだらけだと指導者である自分自身にたくさんの課題を感じました。
本日の試合をもって今年の公式戦は終わりを迎えましたが、この1年で積み上げてきたものを必ず来年に繋げ、いつか今日の差をひっくり返すほどの選手になれる様、更に個人を磨いていきたいと思います。

どんな時も暖かく見守り、遠い場所でも駆けつけて応援してくださいました保護者の皆様、試合結果を気にかけてくださり、楽しみにしてくださっていましたファンサポーターの皆様、1年間本当にありがとうございました。
またヤマトタケルリーグの運営に関わっていただきましたスタッフ の皆様、1年間本当にお疲れ様でした。選手スタッフ一同、心より感謝申し上げます。

今後とも熱いご声援のほど宜しくお願い致します。



(セレッソ大阪和歌山U-15 コーチ 田端 勇規)