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関西サンライズリーグ1部 第5節 柏田サッカークラブ戦|プレビュー:

2024.04.06
2024年4月6日(土)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2024 関西サンライズリーグ1部 第5節
セレッソ大阪U-15 - 柏田サッカークラブ
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U -15サッカーリーグ 2024サンライズリーグ 第5節柏田SC戦が鶴見緑地第1球技場で行われました。

約2週間の中断期間が終わり、恵まれた天気の中、試合は相手ボールのキックオフで始まります。
立ち上がりからセレッソ大阪がボールを握りますが、相手の背中を意識してボールを受けることができずに相手の前でプレーすることが多くなり中々相手陣内深くまでボールを進めることができず、フィニッシュまでいけません。
ロングボールを多用してくるのに対して、松本、朴がうまく前にはじくもセカンドボールを回収できず押し込まれるシーンも目立ち始めます。
そして、前半10分に試合が動きます。
ビルドアップで自陣左サイド際でボールを失い、GK坂田が前に出ていたところを逃さずにシュートを打たれ、そのままゴールに吸い込まれ0-1とリードされます。
前半のうちに得点を奪いにいきたいところでしたが最後まで崩しきれず前半は0-1で折り返します。

ハーフタイムでは、相手の背中でボールを受ける意識をもっと持つこと、相手はどこを守っているのかを見極めてどこから攻めるのかを判断しよう。そして、怖がらずに自信をもってもっと相手を攻撃しようと確認をして後半のピッチに向かいます。

後半から榊原を左SB→FW、竹添をFW→右SBへとポジションを変更して流れを変えにいきます。
後半に入ってからは相手の背後を取ろうする意識が見られ、高い位置でボールを受けそこから相手CBの背後を狙いに行くシーンが増えていきます。
前向きでプレーする回数も増え、受け手の選手が追い越していくシーンもあり攻撃に厚みが出ます。
そんな中後半20分。
左サイドでボールを持った尾嵜がゴール前へクロスをあげると、これを榊原がヘディングで上手くゴール右隅に流し込み1-1の同点とします。
これで勢いに乗ったセレッソ大阪は更に大西、坪井とフレッシュな選手を投入し、追加点を狙いに行きます。
2列目からの飛び出しも増えてき出し、相手ゴールへと向かうシーンも増えます。
相手もロングボール1発で背後を狙ってきますが、松本がそれをしっかり弾き返し隙を与えません。
そして後半36分、相手CBの背後へ抜けた尾嵜のシュートがGKに阻まれますが、そのこぼれ球を途中交代で入った大西が落ち着いてゴールを決め逆転をします。
相手コート側でプレーする時間が続き、更に追加点を奪いにいきますが、フィニッシュの制度が低く得点を奪えずそのまま試合が終了します。

今節も簡単なゲームではなく、また課題を突きつけられたゲームとなりました。
特にロングボールを多様してくる相手、引かれた相手に対してどう崩すか、ボックス内での技術の質の向上はしっかりと追求して改善に繋げていきたいと思います。
しかし、中断期間が開けての初戦を勝利できたことは良かったです。これからまた連戦が続く試合に勢いをつけれたらと思います。

本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、温かい応援ありがとうございました。
また次節に向けてしっかり準備をして、頑張って行きたいと思います。皆様の熱いご声援を宜しくお願いいたします。


(セレッソ大阪U-15コーチ  石川 龍太)