2021年5月23日（日）2021プレナスなでしこリーグ1部 第9節
セレッソ大阪堺レディース　3-0　オルカ鴨川FC
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基本に立ち返り、 ボールを保持しながら攻守共にアグレッシブに攻め続けること目指 し、試合に臨みます。

立ち上がりからシンプルにボールを動かし、主導権を握る展開になりました。20分、スローインから浜野が競り合い、こぼれたルーズボールを岩本が拾うと松本とのワンツーで背後へ抜け出し冷静にゴール左隅に流し込み先制に成功します。

その後も、サイドチェンジを使いながら攻撃を組み立てていきます。41分に中盤で相手からボールを奪い、 四海から前線の浜野につなぐと背後へ上手く抜け出し、 GKと1対1を決め切り追加点を奪います。 すぐ後の44分には鋭いカウンターから岩本のクロスを田中が押し込み3点目を取り前半終了。

ハーフタイムに攻撃時のFWの距離感、守備時にボールを奪い切るタイミングとポジション取りを共有し後半を戦います。

後半は、 前からプレッシャーをかけてくる相手に対して少しミスが目立つようになり、リズムを掴めず一進一退の攻防が繰り広げられます。給水タイムを終えると落ち着きを取り戻し相手ゴールに迫りますが 得点が奪えません。試合終盤は、ロングボールを多く使って攻めてくる相手に対し、押し込まれる時間帯もありましたが、集中して守り切り試合終了。勝点３を取ることができました。

90分を通して安定したパフォーマンスを出すことなどの課題が残 ったゲームとなりました。
しかし、引き分けが続きましたが、選手たちは勝利を目指し、必死にトレーニングに取り組み、その中での勝利は選手たちの成長につながるゲームでした。

本日はリモートマッチではございましたが、 皆様の声援は選手たちに届いていました。サポーターの皆様、 関係者の皆様、保護者の皆様、本日はありがとうございました。

(セレッソ大阪堺レディース・ガールズ　GKコーチ　須山　陽平)