セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ1部 第8節 柏田SC戦|レビュー:

2021.09.04
2021年9月4日(土)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2021 関西サンライズリーグ1部 第8節
セレッソ大阪U-15 6-0 柏田SC
試合詳細 >
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サンライズリーグ第8節、柏田SC戦が兵庫県フットボールセンター明石グラウンドで行われました。

ゲームの入りは相手の立ち位置、プレスの開始位置そして人数を意識しながら後方からゲームを構築していこうとします。
個人個人がやろうとすることは理解しているものの目の前の相手のみを相手にしてしまいピッチ全体を含めたコントロールにはなりません。
前線のプレスラインは突破しますがそこからもう一つ奥の相手を意図的に動かすまではいかず最終エリアまで効果的に運べません。なかなか自分たちの良い時間を作れない中17分、CKから伏見が合わせた流れの混戦から仲井が押し込み先制に成功します。その流れで勢いを持ちたいところですが中盤およびルーズボールの球際の強度で上回られ攻守の切り替えからショートカウンターを受ける回数が増えます。しかしGK黒瀬を中心として最終ラインが抑えます。前半の終盤に左サイドを阿部、西川を起点にフィニッシュまで行きますが得点は奪えません。

後半、選手を入れ替えながら少しポジショニングを意識して相手に対応します。
立ち上がり右サイドを突破されてピンチを迎えますが黒瀬がチームを救います。徐々に相手を見ながら中盤で優位性を持つと52分、伏見が左サイドに抜け出し中に折り返すとニアに増田が入って流れたファーサイドから村上が綺麗なフィニッシュで2-0とします。57分には背後に抜けた平山のシュートのこぼれをゴール前中央右で拾った中瀬が落ち着いて沈めます。続く59分にはCKの流れから西川のクロスを中央で安田が頭で合わせて4-0とします。その後はお互いに疲労が濃くなり出足が鈍りますがやれること、やるべきプレーの回数を増やしていきます。すると76分、自陣で奪うと素早い切り替えから左右に動かし最後は阿部のミドルで5-0とします。さらにアディショナルタイムの84分、左サイドを深く突破した西川のクロスから伏見が中で合わせて6-0とし終了しました。
複数得点で無失点でゲームを終われたこと、またゴールシーンはお互いにつながり、関わりながらのものもありチームとしての成長も感じました。
ただ、ゲームを通してみると相手を動かしながらの意図的なプレーは単発に終わることも多く課題が残りました。
収穫と課題を大切にしながら次に向かいたいと思います。

本日も保護者の皆さま、リーグ関係者、会場運営関係者のみなさま、多くのご尽力をいただきましてありがとうございました。




(セレッソ大阪U-15コーチ 小松 塁)