セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ2部 第8節 Vervento京都F.C.戦|レビュー:

2022.04.23
2022年4月23日(土)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2022 関西サンライズリーグ2部 第8節
セレッソ大阪和歌山U-15 1-1 Vervento京都F.C.
試合詳細 >
------
相手は無敗で首位に立つVervento Kyoto FC。序盤からFWをポイントにした、縦に速い攻撃で攻め込んできます。何度もクロスからピンチを迎えますが、得点を許さず、なんとか耐え凌ぎます。
こちらは自陣から短いパスを繋ぎ、相手陣内にボールを進めます。
MFやSBが高い位置で前を見てボールを受け、相手DFラインの背後にボールを送りますが、精度を欠き、チャンスを作るには至りません。
サイド突破からもゴール前に迫りますが、ゴール前に入ってくる選手のタイミングが合わず、ゴールを奪えません。どちらが先制してもおかしくない、緊張感のある雰囲気で前半が終了します。
後半も落ち着いてボールを保持し、相手を見て逆をとるプレーを続けます。
66分、自陣からのビルドアップで相手の逆を取りながらボールを前進。矢野が相手CBの背後でボールを受け、ゴール左上に突き刺し先制します。
しかし、その後もVerventoの推進力のある縦への攻撃は変わりません。
自陣に押し込まれる場面も増える反面、カウンターから何度もチャンスを作り出します。ですが、シュートもポストを叩くなど、追加点を挙げられません。
6試合ぶりの勝利が目前となったアディショナルタイム、相手にCKを与えてしまいます。そのCKからヘディングでゴールを奪われ、同時に試合終了。ラストワンプレーで痛恨の同点弾を浴び、勝ち点3を逃してしまいました。
相手を見ながら逆をつくことも増えてきており、プレーの内容自体は向上してきています。しかし、追加点を上げられないことや、最後にゴールを守り抜く力はまだまだです。もっとタフなマインドを持ち、勝負強さも身につけられるように改善していきたいと思います。
本日もサポーターの皆様、保護者の皆様、関係者の皆様、応援ありがとうございました。

セレッソ大阪和歌山U-15コーチ 北口雄一