セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ1部 第5節 ガンバ大阪ジュニアユース戦|レビュー:

2023.04.02
2023年4月2日(日)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2023 関西サンライズリーグ1部 第5節
ガンバ大阪ジュニアユース 2-6 セレッソ大阪U-15
試合詳細 >
------
本日、高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ 2023サンライズリーグ 第5節ガンバ大阪ジュニアユース戦がダイセル播磨光都サッカー場で行われました。
今季初の大阪ダービーとなったこの試合。

お互いにボールを保持しながら攻撃を展開したい思惑の両者。
序盤からお互いにチャンスを迎えます。
前半5分、中盤からスピードに乗った相手にボールを運ばれPA内に侵入されると、中央でフリーになった相手選手にシュートを打たれてしまいます。
これが決まってしまい、早い時間に先制を許してしまいます。
しかし直後の8分、クララトナのパスを内海がキープすると姜とのパス交換から再びパスを受けた内海が相手DFラインを抜け出します。力強いドリブルで相手のプレッシャーを跳ね除けるとそのままPAに侵入したところでシュート。これをゴールに流し込み、早い時間に追いつきます。
先制された嫌な流れをキャプテンのゴールでこちらに引き寄せると、中盤での良い守備からシュートまで持ち込む機会が増えてきます。
13分には左サイドの上野のクロスを中央でフリーになった内海がダイレクトで合わせますが、ここは相手GKのファインセーブにあい、追加点とはなりません。
27分、前線からの守備でボールを奪った中瀬のパスを受けた内海が左足のシュートをゴールに突き刺し逆転に成功します。

ハーフタイム、『前半逆転できた事は素晴らしいが、まだ点を取るチャンスはあった。最後の質にこだわって点を取ろう』と選手を送り出し、更なる攻撃の活性化を期待します。
しかし47分、自陣PA付近でDFの外から中へのパスがズレてしまい相手に渡ると、これをきっちり決められてしまい、同点に追いつかれてしまいます。
早い時間に追いつかれた事で相手に勢いを与えてしまい、その後は少し押し込まれてしまう時間になります。
しかし全員でコンパクトな距離感を保ち相手の攻撃を防ぐと、56分でした。
右サイドのスローインの流れから、中瀬が左足でゴールに向かうインスイングのクロスを送ると、中で合わせたのはまたしても内海。難しい体勢からダイレクトでボレーシュートをゴールに突き刺し、3点目。
ハットトリックを達成します。
続く62分には相手陣内右サイド深い位置でクララトナがニアサイドにクロスを送ります。このクロスに姜が頭で合わせゴール。追加点を奪い、相手を突き放します。
78分には中盤での守備から攻撃に繋げた中瀬が左足でシュートを決めて、5点目。
後半ロスタイムには、自陣でボールを奪いカウンター。ボールを運ぶと、最後は交代で入った増井がシュートを冷静に決めて6点目。
更に相手を突き放した所でタイムアップ。
お互いの良さを出し合ったダービーマッチは6-2。見事に勝利を収める事ができました。

以前からの課題であるアタッキングサードに入ったところでの精度、フィニッシュの質はこの試合ではしっかり決め切る事が多く、沢山のゴールを奪う事が出来ました。しかしこれに満足する事なく、より精度を上げるべく、また次の試合に向けてトレーニングしていきます。

本日も遠方での試合開催にも関わらず、保護者の皆様、関係者の皆様、最後まで温かい声援をありがとうございました。




アカデミーGKコーチ 相澤貴志