セレッソ大阪スポーツクラブ

関西女子U-18 第13節 星翔高校戦|レビュー:

2024.09.15
2024年9月14日(土)U-18女子サッカーリーグ2024 関西1部 第13節
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18 11-1 星翔高校
試合詳細 >
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本日、舞洲人工芝グランドにてU18女子サッカーリーグ2024関西1部 星翔高校戦が行われました。
試合前には自分たちが積み上げてきたものを徹底することを確認し、試合へと入りました。

序盤、マッチアップで守備をしてくる相手に対し、準備が遅く時間を奪われてしまう展開が続きました。
しかし、試合が進むにつれてその守備にも慣れ出し、ボールを保持する時間が増えます。
前半10分。ハーフライン付近でボールを持つ牧口。得意の左足で松浦まで一気に展開します。
そのボールに対して相手がスライドをして対応します。松浦は横へサポートに入った木下に渡し、再び逆サイドへ展開します。
そのパスを受けたのは牧口。左右に動かすことで相手の中盤が広がり、そのスペースに縦パスを打ち込みます。縦パスを受けた中村は相手のプレスを受けながらも前を向きます。すると、古田がタイミング良く背後へと動き出し、中村がパスを送ります。古田はゴールへ向かって仕掛けながら横へサポートに入った木下へのパスを選択。ゴール正面でパスを受けた木下は迷うことなく左足を振り抜いて先制に成功します。
その後、古田の素早い切替から佐藤の得点で追加点を奪います。
前半23分。関口からのビルドアップ。マッチアップで守備をしてくる相手に対し、空いたスペースにロングボールを入れると中村が反応してパスを受けます。奪いにきた相手をドリブルでかわすと前方に動き出した佐藤へパス。佐藤は再びパスを受けに来た中村へボールを戻します。そのままのスピードでドリブルをして相手のDFラインを突破していきます。そして、GKと1vs1に。奪いに出てきたGKをマルセイユルーレットでかわし、ゴールへと流し込み3点目。その後も3つのゴールを重ねて前半終了。

ハーフタイムには相手を操ること。観るタイミングを逃さないことなどを共有して後半へと挑みます。

後半7分。右サイド自陣でボールを持つ松浦。松浦・牧之瀬・倉田でボールを動かし古田経由で左サイドへ展開します。展開してきたパスを受けたのは牧口。牧口は少し内側に運び、中央で待つ木下へパス。木下が前を向くとその瞬間に佐藤がCBを外し走り出すとその動きを見逃さず木下が背後へスルーパスを送ります。佐藤はパスを受け取ると出てきたGKをかわして後半早々に追加点を奪います。
後半32分。途中交代した選手が躍動します。自陣でボールを持つ石川から石川→瀧本→岡田→瀬戸と繋ぎ、相手のコートで瀬戸が起点を作ります。その瀬戸から再び瀧本へ。相手のペナルティエリア付近でボールを持つ瀧本。そこから瀧本→飯田→牧之瀬とパスを繋ぎ、ボールを奪いにきた相手を牧之瀬がかわします。中央で前向きになった牧之瀬から左サイドへと流れた山下へパス。山下はGKが出てきたのを観て、ワンタッチで中へ折り返して瀧本が押し込み追加点を奪います。
後半終了間際にも山下のプレスをきっかけに前線で木下がボールを奪って得点し、トータルスコア11-1で勝利することができました。

自分たちの時間帯が多く作れることもあり、全員がハードワークをしながら多くの得点を取れました。
今後、苦しい時間帯でも自分たちの目指しているサッカーを表現出来る強さを身につけて行きたいと思います。

応援に駆けつけていただいたサポーターの皆様・保護者の皆様、ご尽力いただきました関係者の皆様、誠にありがとうございました。


(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18監督 日高欣弘)


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