2024年9月14日(土)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2024 関西サンライズリーグ1部 第18節
セレッソ大阪西U-15 6-3 ガンバ大阪門真ジュニアユース
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U−15サッカーリーグ2024関西サンライズリーグ1部 第18節 ガンバ大阪門真ジュニアユース戦が、サンガタウン城陽グラウンド人工芝にて行われました。
中断期間明けのリーグ戦ですが、気温34度という猛暑の中で、試合が始まります。
相手は4-4-2のシステムで2トップを起点にロングボールや、縦への早いパスワークを利用し攻撃を仕掛けてきます。
立ち上がりからセレッソ大阪西のペースでゲームが進みます。前線から積極的に山元、國吉が限定しながらハイプレスをかけに行き、相手のミスを誘発しボールを回収します。
前半2分には岡崎がGKとセンターバックの間に弾道の早い絶妙なクロスを入れ上田が合わせようとしますが、惜しくもミートせずゴールには至りません。その後も積極的に前線からボールを奪いに行き、ラインを破られるシーンもありますが力石、林が素早く反応しボールを回収して両サイドの岡崎、上田にボールを展開しチャンスを演出します。
前半4分。岡崎のコーナーキックに長谷川がヘディングで合わせて1-0と先制に成功します。
相手も得点を奪いにいくため、サイドバックとセンターバックとのギャップのスペースにランニングする2トップを目掛けてロングボールを入れてきますが、DFラインが上手く対応します。
前半10分。1.5列目で上手くボールを引き出した國吉からの絶妙なスルーパスに反応した山元がゴールネットを揺らし2-0とリードを広げます。
その後も3ラインもコンパクトにする事は意識しつつ攻撃も前がかりに攻めますが、前半22分に安易なボールロストからショートカウンターを受け、失点を許し2-1となります。失点後、少しライン間が間延びしだしたところを相手につかれピンチを迎えますがGK川中のファインセーブもあり追加点を許しません。
前半24分。自陣のビルドアップからテンポ良くボールを動かし、アタッキングサードでボールを引き出した力石がコースを狙った絶妙なシュートを放ちます。一度はポストに弾かれますが、こぼれ球に岡崎が素早く反応し押し込み3-1とします。
しかしその後に失点を許し3-2となります。
前半39分、岡崎に代わり片山を投入します。加点を狙いに行きますが得点は奪えず前半は3-2で折り返します。
ハーフタイムでは、エラーを恐れず果敢に攻め続けること、最終ラインの高さを強気で保ち続けることを共有し後半に入ります。
後半から野山を投入します。後半開始早々に試合が動きます。
後半2分。ゴール前でボールを受けた山元がゴール隅にシュートを流し込み4-2とします。片山が得意のドリブルで相手DF陣を翻弄し、躍動します。
後半13分。自陣のビルドアップから片山がミドルサードでボールを引き出し、得意のドリブルで仕掛けながらセンターバックの背後に絶妙なクロス気味のスルーパスを出します。スルーパスに上手く反応した山元がハットトリックとなる3点目を決め5-2とします。
しかし後半16分。相手のロングボールに対してDFラインが対応し、マイボールにしますがクリアするか味方に繋ぐかが曖昧になり処理が遅れたところを相手に回収されそのまま失点し、5-3となります。
時間が経つにつれてお互いに足取りが重くなり、パスミスやコントロールミス、ラインのアップダウンの遅れなどが見られ始めます。
後半28分。森を投入し中盤で厚みを作りにいきます。そんな中、後半34分。センターバックの背後に抜け出した山元がゴール右上に豪快なシュートを決め6-3となり、チームを活気づけます。
得点後に田中を投入し攻撃にアクセントを加えに行きます。終盤に入り、自陣に押し込まれるシーンも見られますがボランチの林が気の利いたプレーでボールを回収し味方に安心をもたらします。
後半40分。鈴木を投入しゲームをクローズしにいきます。あわや失点というシーンもありましたがセンターバックの長谷川、津田の体を張った献身的な守備やGK川中のファインセーブ等に助けられ6-3で試合終了となりました。
夏のクラブユース選手権で出た課題に対して今練習取り組んでいる守備の部分や、相手のラインを破りにいくプレー、3人目の関わり、追い越していくプレーなどたくさんトライ出来たことは良い収穫になりました。
しかし、各エリアでの守備の対応や攻撃時の時間の使い方等はまたしっかり整理して次節に繋げられるように日常の練習から取り組んでいきたいと思います。
本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、温かいご声援ありがとうございました。
引き続き熱いご声援をよろしくお願いいたします。
(セレッソ大阪西U-15コーチ 中島高行)