セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ2部B 第11節 高槻ジーグFC戦|レビュー:

2025.05.06
2025年5月6日(火)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2025 関西サンライズリーグ2部B 第11節
セレッソ大阪和歌山U-15 3-1 高槻ジーグFC
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U -15サッカーリーグ 2025サンライズリーグ2部 第11節 vs高槻ジーグフットボールクラブが萩谷総合運動公園サッカー場にて行われました。
雨が降り続き、疲労も蓄積されている状況ではありますが、目の前の試合に集中し、勝ち点3を奪いにいきます。

相手は開始からロングボールを蹴り込み、DFラインの背後を狙い続けます。セレッソはうまくラインコントロールをし、前向きでボールを弾く回数が増え、相手にチャンスを作らせることなく、守備を行います。
攻撃では、4分に右サイドの深い位置を攻略し、中央でパスを受けた結城が山口へパスを送ります。シュートを放ち、枠は捉えきれませんでしたが、ゴール前での良いコンビネーションができたシーンでした。
その後は横幅を活かしたサイドアタックで幾度となくチャンスを作り出します。
すると30分、右サイドでボールを受けた増田が、得意のドリブルでペナルティアリア内へ進入すると中央へクロス、混戦の中で山口が押し込み、先制に成功します。

リードを守りハーフタイムを迎えると、攻守においての指示が出され、後半に向けての戦い方を共有します。まだまだ1点差で気の抜けない状況であり、選手らもコミュニケーションをとりながら、後半に臨みます。

セレッソは前半同様にゴールを奪うために果敢に攻め続けます。43分には右サイドのクロスを結城が落とし、サイドバックの伊原がシュートを放ちます。その2分後、またもやサイドを駆け上がった伊原が上手く抜け出し、DFとGKの間に素早いクロスを蹴り込むと、相手のDFが下がりながらクリアしようとしたボールがゴールに吸い込まれ、オウンゴールを誘発します。
2-0と突き放し、ここから畳み掛けたいところでしたが、相手に流れを与えてしまい、徐々に自陣に押し込まれる時間が増えると、67分にはコーナーキックの流れから、ゴール前の混戦を押し込まれ、2-1となります。
その後も相手の勢いを撥ね返せず、2分後にはサイドの深い位置を突破され、中央へ進入された際に相手を引っ掛けてしまい、PKを取られます。しかし、ボールは枠の上に外れ、最大のピンチを脱します。
そしてその2分後、自陣からのロングボールに抜け出した岩本がGKと1vs1を迎えると、GKの頭上を超える技ありのループシュートを決め、リードを2点差に戻します。
交代カードを上手く使いながらそのまま逃げ切り、3-1で連戦の最終試合を勝利で終えることができました。

疲労もあり、天気も悪く、難しい状況での試合となりましたが、アップから集中し、目の前の試合に向けて準備する姿勢が、結果に繋がったと感じられました。
上位を追いかける立場として、また日々の積み重ねを大事に、次の試合の準備をしていきたいと思います。

悪天候の中、本日もたくさんのご声援をいただき、ありがとうございました。
この連戦期間、前泊を行いながら臨んだ試合が多くありましたが、サポートしていただいている皆様のご理解、ご協力に改めて感謝申し上げます。
強く、逞しいチームになれるよう、今後も努力して参ります。
引き続き、温かいご声援をよろしくお願いいたします。


(セレッソ大阪和歌山U-15コーチ 山田俊毅)


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