2025年9月20日(土)U-13サッカーリーグ関⻄2025 ヤマトタケルリーグ2部 第11節
セレッソ大阪西U-15 1-1 セレッソ大阪和歌山U-15
試合詳細 >
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U-13サッカーリーグ 2025 関西ヤマトタケル2部リーグ 第11節 vs セレッソ大阪和歌山戦がナラディーアにて行われました。
セレッソダービーということもあり、両チームボルテージが高まった状態で試合がスタートします。
立ち上がりから相手のハイプレスに対してシンプルに背後を狙ってプレーしますが、上手く落ち着かせる時間を作れずお互いに攻防が続きます。
前半7分。コーナーキックのこぼれ球を回収した小谷が右サイドから鋭いアーリークロスを入れ、山﨑が反応しヘディングで合わせますが惜しくも枠を捉えることができません。前半23分、27分にはボランチの小谷がバイタルエリアでボールを引き出し積極的にミドルシュートを放ちますが、GKのファインセーブもあり得点には至りません。
前半30分。中央でボールを回収した中川がドリブルで1列剥がし平松にスルーパスを出します。背後に抜け出した平松がGKと1対1の状況を作り出しますがシュートは枠を捉えきれず、前半は0-0で折り返します。
ハーフタイムでは、同サイドで詰まった時にボランチを上手く経由して落ち着かせる時間を作ること、3ラインの距離感をコンパクトにする事、クロスに対しての入り方を共有し後半に入ります。
後半から、幾野、岡本、藤嶋を投入し流れを変えにいきます。立ち上がりから、ボランチの岡本、小谷が起点となり攻撃のリズムを作り出します。
後半4分。平松がペナルティエリア付近で倒されフリーキックを獲得します。小谷の正確なキックから横井がヘディングで合わせ1-0とし先制に成功します。その後もセレッソ大阪西がボールを保持し押し込む時間が続きます。
後半20分。岡本から藤嶋に絶妙なスルーパスが通りGKとの1対1の状況を作り出しますが、GKのファインセーブに阻まれ得点には至りません。
セレッソ大阪和歌山も途中交代の選手が攻撃の起点をサイドで作りますが両サイドバックの櫻井、巽が粘り強い守備で相手の攻撃を防ぎます。
追加点を狙いますが試合も終盤になるにつれオープンな展開になります。
後半アディショナルタイム。ボールロストから右サイドで起点を作られ一度は対応しますが、こぼれ球の処理が甘く自陣のゴール前に流れたボールをそのままダイレクトでシュートを打たれ1-1の同点となります。失点後のキックオフからテンポの良いパスワークで中央を破り、前線の平松までボールが渡りシュートを放ちますがギリギリ枠を捉える事ができず1-1で試合終了となりました。
残り1分を切った中で失点し引き分けという非常に悔しい試合となりました。選手達は目の前のライバルと最後まで熱い攻防をしてくれましたが、試合終盤のゲーム運びや、1得点、1失点の重みを痛感しました。
「こうしておけば良かった」「あそこのシーンで決めておけば」と後悔の残る試合ではなく、日常から細部の部分まで徹底的にこだわり試合を勝たせられる選手が沢山出てくるように、今日の結果をポジティブに捉えて次節に向け積み上げていきたいと思います。
本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、遠方まで温かいご声援ありがとうございました。
引き続き熱いご声援をよろしくお願いいたします。
(セレッソ大阪西U-15コーチ 中島高行)