セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ1部 第16節 ヴィッセル神戸U-15戦|レビュー:

2025.09.21
2025年9月21日(日)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2025 関西サンライズリーグ1部 第16節
セレッソ大阪西U-15 1-1 ヴィッセル神戸U-15
試合詳細 >
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本日、高円宮杯 JFA U−15サッカーリーグ2025関西サンライズリーグ1部 第16節 ヴィッセル神戸U-15戦が近江八幡市立健康ふれあい公園サッカー場にて行われました。

高円宮杯JFA第37回全日本U-15サッカー選手権の出場権獲得まで勝ち点1。夏の悔しさをバネにチーム一丸となり試合に挑みます。
試合は、セレッソ大阪西U-15ボールのキックオフで開始します。
キックオフから相手ゴールに迫り、早速コーナーキックを獲得します。しかし、最初のチャンスは生かせず、得点とはなりません。
主導権を握りたいところでしたが試合序盤はヴィッセル神戸U-15がボールを保持し、セレッソ大阪西U-15がボールを奪い行くチャンスを伺います。前半4分、前線からの守備から右サイドでボールを奪い、毛利がミドルシュートを放ちますが、得点できません。
徐々に相手に押し込まれる時間が続いた前半9分に右サイドをパスワークで崩され、あわや失点の場面も事なきを得ます。さらに前半12分にもDFラインの背後へ抜け出せれピンチを迎えますが、DF廣田・大島GK大家を中心にゴールを守ります。
前半16分に左サイド高い位置でキャプテン鹿島がインターセプトでボールを奪い、そのままミドルシュートを放ちますがGKに防がれます。
前半28分にチャンスを迎えます。ペナルティエリア付近でボールを受けた毛利が右足でコントロールシュートを放ちます。しかし、無情にもゴールポストに嫌われ得点を奪うことができません。その6分後の前半34分に前半最大のチャンス。コーナーキックを毛利が蹴ると混戦からシュートしたボールがクロスバーを直撃。さらに混戦を押し込みますが相手GKがキャッチしゴールできません。

その後は互いに得点を奪えず、スコアレスのまま前半が終了し、ハーフタイムを迎えます。
ハーフタイムでは、相手のポジショニングの変化に対して修正を行い、後半へ入ります。

前半同様、後半も序盤から勢いをもってプレーしたいところでしたが、後半5分にコーナーキックを与えます。そのコーナーキックを一度は跳ね返しますが、セカンドボールをペナルティエリア内へ配給されゴール前の混戦からゴール右上に決められ0-1とリードされます。
追いつきたいセレッソ大阪西U-15は後半10分に山下に代え石井を投入します。後半も相手チームがボールを保持する時間が長くなりますが、しっかりとFW→MF→DFがコンパクトに形成し、徐々に押し込む展開へ変わります。後半18分にコーナーキックを獲得。毛利が蹴ったボールをファーサイドで待っていた村尾がヘディングシュートしますが、ボール1個分クロスバーを越え、チャンスを生かしきれません。
しかし、この攻撃が勢いをつけます。さらに飲水タイムには、村上・村尾を下げ、上原・伊藤を投入し攻撃に変化を加えます。すると後半23分、相手ペナルティ内で岡村がハイプレスをかけボールをひっかけます。そのボールが毛利へ渡るとゴール前で落ち着いて1人かわしゴール右隅へ流し込み同点ゴールを奪い1-1となります。
その後も、良い守備からボールを奪うシーンが増え、主導権を握ります。後半28分には石井のミドルシュートがゴールを襲いますが、追加点を奪えません。さらに攻撃に厚みを出したいセレッソ大阪西U-15 はDF野山に代え、1年生平松がリーグ戦初出場。前線からのハイプレスや攻撃時に体を張り、3年生相手にも対等に戦います。
終盤には石井のドリブルで仕掛けたこぼれ球を毛利がミドルシュートを放ちますが、大きく枠を外してしまいます。最後まで相手ゴールに襲いかかりますが、ゴールを奪うことができず1-1の引き分けで試合が終了し、勝ち点1を獲得。

この結果を受け、サンライズリーグ2位以内確定となり、高円宮杯JFA第37回全日本U-15サッカー選手権の出場権を獲得しました。
夏の全国大会に出場できず、大変悔しい想いをしましたが、同じベクトルへ向かい、練習から厳しく取り組めたことが成果として良い結果に繋がったと思います。
しかし、チームとしての目標はリーグ優勝。そして、全国大会優勝です。
残り2節もしっかりと勝利するために日々の練習から厳しく取り組みます。

本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、遠方にもかかわらず温かいご声援ありがとうございました。
引き続き熱いご声援をよろしくお願いいたします。


(セレッソ大阪西U-15コーチ 柿木 亮介)


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