セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ1部 第17節 ヴィッセル神戸伊丹U-15戦|レビュー:

2025.09.27
2025年9月27日(土)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2025 関西サンライズリーグ1部 第17節
セレッソ大阪U-15 5-1 ヴィッセル神戸伊丹U-15
試合詳細 >
------
本日、高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ 2025サンライズリーグ 第17節、ヴィッセル神戸伊丹U-15戦がナラディーアAコートで行われました。

相手は立ち上がりから左サイドのアタッカーを起点にロングボールを多用して攻めようとしてきます。
それに対しセレッソ大阪は右サイドバックの竹添がしっかり対応して阻止して、ロングボールに関しても中盤の山本、榊原が持ち前のフィジカルの強さを活かしヘディングで弾き返します。
攻撃では、中央からテンポよく動かし、相手が中央に固まるとサイドからまた中央と上手く相手の守り方を逆手にとりバイタルエリアを攻略していきます。すると前半8分、中盤の金森からパスを受けた足立がゴール前で持ち前のテクニックを魅せ、相手を交わして左足でゴール右隅へと流し込み先制点を奪います。
その後も、田中が自陣からドリブルで3人を剥がして、背後へ抜け出した足立へパスを通すと、ペナルティエリア内でファールをもらいPKのチャンスを獲得します。これを足立がキッチリ決めて追加点を奪います。
勢いに乗るセレッソ大阪は、その4分後にも相手のスローインからのミスを奪い、足立がドリブルで仕掛け、CBの背後に走り込んできた山本へと絶妙なタイミングでパスを通し、山本がこれを落ち着いて決めて得点を重ねます。
飲水タイムまでに3-0と試合を支配することができ、飲水後は選手自身で考えて前線からではなく、中盤へ引き込む守備へとシフトチェンジします。それで上手く奪えるシーンが出てきますが、奪った瞬間のタッチであったりパスが雑になり、自分たちの得意な攻撃の形を上手く出せない時間が続きます。そして前半が終了します。

ハーフタイムでは、何のために相手を引き込むのかを伝え、攻撃するための守備ということを再確認して後半のピッチへ送り出します。

後半の頭はまた前線から厳しく守備にいきますが、前半ほどの前から強くいくこもできず中盤のスライドも遅れ始めると、そこを上手く使われて中盤から自陣深くまで運ばれるシーンが増えます。
後半10分に入り、田中、榊原、足立に代わり李、鎌田、篠原が入ります。
しかし流れが変わらないまま中盤のところから運ばれ、CBの背後を抜け出した選手を上手く掴まえきれずに失点を許してしまいます。
その後、流れを変えたいセレッソ大阪は大田に代え紙谷を投入します。
すると早速、紙谷の前線からの速いプレスでチームに勢いが出始め、相手陣内でのプレーが増え始めると、右サイドから紙谷が突破してカットインから左足でコントロールシュートを決めて、流れをこちらへと取り戻します。試合終了間際には、途中交代で入った李がサンライズリーグ初ゴールとなる鮮やかなシュートを決めて試合を締めくくります。

本日の結果により、サンライズリーグ残り1節を残し3位が確定しました。
最後の18節のヴィッセル神戸U-15戦も勝利して、高円宮杯 JFA 第37回全日本U-15サッカー選手権大会 関西プレーオフへ向けて、いい準備をして挑みたいと思います。

本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、温かい応援ありがとうございました。
引き続き、皆様の熱いご声援をよろしくお願いいたします。


(セレッソ大阪U-15コーチ 石川 龍太)


閉じる