セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ1部 第12節 セレッソ大阪西U-15戦|レビュー:

2022.05.05
2022年5月5日(木・祝)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2022 関西サンライズリーグ1部 第12節
セレッソ大阪西U-15 1-1 セレッソ大阪U-15
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U -15サッカーリーグ 2022サンライズリーグ 第12節 セレッソ大阪西U-15戦がエストパーク人工芝サッカー場で行われました。

セレッソダービーとなった今節、非常に気温の高い中での試合となりました。
試合は立ち上がりからボールを保持し、優位に進めていきます。
29分に平山からのパスを受けた上野がGKとDFの間にグラウンダーのクロスを入れます。このクロスに反応した小野田が滑り込むもわずかに合わず、得点には至りませんでしたが、決定的なチャンスを作り出します。
続く37分にも、清水のパスを受けた上野が良い形でシュートに持ち込みますが、相手GKの山田にセーブされてしまいました。
良い流れで試合を進めながらも、アタッキングサードで決め切るための技術が足りずにスコアレスで前半を折り返しました。

スコアレスで迎えた後半、前半と同様に開始から優位に試合を進めていきます。
押し込む時間が長くなるものの、なかなか決定的なチャンスを作り出せずに難しい展開になりつつあった53分でした。
右サイドからの梶山のクロスをゴール前中央で伏見がヘディングシュート。ヘディングはうまくミートしませんでしたが、山なりの軌道を描いたボールは、GKの手の届かない所にうまく飛んでゴールへと吸い込まれました。
先制をしたことでさらに勢いを増して攻撃を仕掛けていきます。
65分に刈田、66分には小野田が決定的なチャンスを迎えますが、このチャンスはまたしてもGKにセーブされてしまいます。
なかなか追加点を奪えずにいると、交代で入ってきたスピードのある前線の相手選手達に苦しめられます。
徐々にボールを失った流れから押し込まれてしまう回数が増えていきました。
すると、70分でした。
右サイドから上げられたクロスが一度はゴール前を通過しますが、そのボールを拾われマイナス方向へ折り返されると、ペナルティエリア手前の位置からミドルシュートを決められてしまい同点とされてしまいました。
同点とされた後は、勝ち越しをゴールを奪うために再び攻勢に出ます。
アタッキングサードまでボールを運ぶも、疲れも影響してか最後のところを崩し切ることが出来ません。
このまま試合が終了するかと思われた40分+1分には、カウンターから小野田が平山のパスでDFラインを突破します。
GKと1vs1の場面を迎えますが、この場面もうまく距離を詰めたGKにコースを消されてしまい、シュートはセーブされてしまいました。
最後に訪れたビックチャンスも逃してしまい、試合は終了。
試合を通して優勢に試合を進めていましたが、1-1と勝ち切ることが出来ませんでした。
今日の試合では、多くのチャンスを作りながらも1点しか奪えなかったように、シュートを決め切る技術が足りませんでした。
結果が出ずに苦しい時期が続きますが、良くなっている部分も少しづつ見られるようになっています。
課題と向き合いながら、次の試合ではより良いプレーができるように最善の準備をしていきたいと思います。

本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、温かい応援ありがとうございました。


(セレッソ大阪アカデミーGKコーチ 上野 秀章)