セレッソ大阪スポーツクラブ

日本クラブユース選手権大会関西予選 ガンバ大阪ユース戦|レビュー:

2022.06.08
2022年6月8日(水)第46回日本クラブユースサッカー選手権 (U-18) 大会関西地区予選
セレッソ大阪U-18 3-3 ガンバ大阪ユース
試合詳細 >
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本日、第46回全国クラブユースサッカー選手権大会(U-18)関西Jクラブ予選 第2節ガンバ大阪U-18戦がセレッソ大阪舞洲グラウンド行われました。
前の試合と同じスターティングメンバーで臨んだ試合は、ボールを保持して自陣から丁寧に相手のプレッシャーを剥がし、攻撃を組み立てていきます。しかし立ち上がり、自陣でのミスからボールを奪われてしまいPA内で相手に強烈なシュートを打たれます。ここはGKの春名がセービングで弾き出しピンチを凌ぎます。
11分、中盤でボールを奪った和田から緒方、緒方からゴール前の櫻本に繋がったシーンではシュートチャンスを迎えるも、相手のブロックにあってしまいチャンスに決め切ることができません。
16分、春名のパスから和田に渡り、自陣中央の和田からDF背後に動き出した金本が抜け出しPA内に侵入。シュートをファーサイドに放ちますが、これがポストに当たり、ここもゴールを決め切ることができません。しかしこの攻撃の流れからこぼれ球を拾い2次攻撃。緒方から櫻本にパスが渡りシュート。このシュートが決まり先制点を奪うことに成功します。
先制点直後にも前線の金本が前線からのプレスでボールを奪いフリーでシュートを打ちますが、ここは相手GKのファインセーブに合い、決めることができません。
前半、シュートシーンを多く迎えながらも、コースが甘くGKに止められてしまい、追加点を奪うことが出来ませんでした。
ハーフタイム、5人の選手交代を行い、相手を突き放しにかかります。
後半立ち上がりには代わって入った皿良のパスから伊藤がDF背後に抜け出し、GKと1対1のチャンスを迎えますが放ったシュートはGKの正面。またしてもチャンスを決め切ることができません。
後半に入ってもチャンスを作り出すものの決めきれずにいると62分、DFが自陣ゴール前でパスミス。これが相手選手に渡りシュート、ゴールに流し込まれ同点に追いつかれてしまいます。
75分には、中盤でのミスからカウンター、サイドの背後を突かれ中央にクロスを上げられてしまいます。これをダイレクトでボレーで合わされ逆転ゴールを決められてしまいます。
しかし79分、後半途中出場の木實のパスから伊藤が左サイド深くに侵入し、グラウンダーでマイナス方向にクロスを送ります。このパスを受けた清水が落ち着いてゴール右にシュートを決め、同点に追いつきます。
同点に追いつき攻撃に再びリズムが生まれだすと、82分には後半出場の木下のパスを末谷が左足のシュートを決め、土壇場で逆転に成功します。
終盤、相手はカウンターからチャンスを作ろうとプレッシャーを強めてきます。
86分、相手のオーバーヘッドキックがゴールマウスを捉えますが、ここはGKの春名がセービングで弾き出しゴールを守ります。
相手の攻撃を全員で防ぎ、よく凌いでいましたが、89分でした。左サイドからのCKをファーサイドで頭で合わされ失点。土壇場で同点に追い付かれてしまいます。
試合はこのままタイムアップ。チャンスを多く作り出すものの、ゴールを決め切ることができずに相手にチャンスを与えてしまう悪い流れを最後まで断ち切ることができずに、平日ナイターの大阪ダービーは3-3の引き分けで終了しました。

まずは関係者の皆様、いつも安全な試合運営をしてくださりありがとうございます。
そして今日は平日のナイターにも関わらず、多くの方々にご来場いただきご声援をいただきました。保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、いつも熱くそして暖かい声援をありがとうございます。
クラブユースJクラブ予選は次節が最終戦で6/12(日)13:00kickoff OFA万博で京都サンガU-18とで行われます。
次戦に向けて準備期間は短いですが全員でしっかり準備をしていきたいと思います。


セレッソ大阪アカデミーGKコーチ 相澤貴志