セレッソ大阪スポーツクラブ

関西サンライズリーグ2部 第13節 IRIS生野SS戦|レビュー:

2022.07.18
2022年7月18日(月・祝)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2022 関西サンライズリーグ2部 第13節
セレッソ大阪和歌山U-15 5-0 IRIS生野SS
試合詳細 >
------
試合はスローペースで始まります。相手は前線からボールを奪いに来ず、自陣でブロックを作り、こちらのボールを奪うとすぐにロングボールを蹴り、カウンターを狙ってきます。
こちらのCBやSBから前線へのパスは相手のブロックに遮断され、攻撃のスイッチを入れられず、また、背後へボールもタイミングや精度がずれ、相手ブロックを突破できません。
しかし、時間が経つにつれ少しずつ相手のブロックの強度も綻びが見え始めます。徐々に生まれ始めたブロックの隙間を縫って崩し始め、得点の期待が出てきます。
31分に右サイドでボールを受けた小松のクロスに永井が飛び込み、先制。
35分には永井のボレーシュートがポストに当たり、こぼれ球を小松が押し込んで2点目を奪います。
カウンターからDFを破られ、あわや失点というシーンもありましたが、GK岩橋のビッグセーブに救われ、2-0のまま前半が終了します。

後半は、前半とは異なり、IRIS生野が前線からプレッシャーをかけてきます。
相手が前に出てきてくれたことでボールを動かすテンポを作りやすくなり、さらに圧倒し始めます。
58分に永井のパスからドリブル突破を仕掛けた小松が3点目を挙げ、リードを広げます。
73分には米田翔のクロスがハンドを誘い、PK。そのPKを米田翔が冷静に決めて、4-0。
76分には米田翔のシュートがポストに当たった所を、矢野が詰めて5点目。序盤は攻めあぐねましたが、最終的には5-0で試合終了。

今回の試合は、序盤はこちらの良さを発揮することができず、ストレスを抱えながら時間が過ぎて行きました。以前はそういう状況で注意力を欠き、失点してリズムを崩していましたが、今回は精神的な粘り強さを見せてくれ、無失点で試合を進められました。さらにゴールを奪い続ける貪欲さも含め、精神的に非常に向上してきています。また、1年生も出場し始め、チーム内の競争も、より激しくなってきています。
また練習から技術を磨き、ポジションを奪い合いながら切磋琢磨していきたいと思います。

本日もサポーターの皆様、保護者の皆様、関係者の皆様、応援ありがとうございました。


セレッソ大阪和歌山U-15コーチ 北口雄一