セレッソ大阪スポーツクラブ

クラブユース選手権(Uー15) グループステージ B組 横浜FCジュニアユース戦|レビュー:

2022.08.15
2022年8月15日(月)第37回日本クラブユースサッカー選手権(Uー15)大会 グループステージ B組
セレッソ大阪U-15 0-3 横浜FCジュニアユース
試合詳細 >
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本日、第37回 日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会が開幕しました。
初戦となる今日はグループステージ Bグループ 第1節 横浜FCジュニアユース戦が中札内交流の杜で行われました。

試合は、開始早々の2分に刈田のクロスから相木がヘディングで合わせてチャンスを作り出します。
このプレーで勢いを持って試合を進めていきたいところでしたが、思いとは裏腹に厳しい試合展開となりました。
技術の質が上がらない上に、全体的に足取りも重く、攻守において反応や切り替えも遅くなり、相手に主導権を握られてしまいました。
すると、5分でした。ハーフライン付近からの2本のパスで簡単にDFラインの背後を取られてしまうと、簡単にゴールに流し込まれてしまい先制点を与えてしまいます。
このゴールでさらに浮き足立ってしまうと、自陣の深い位置のスローイングから、下げられたボールをゴール方向に向かうクロスを入れられてしまいます。
走り込んだ相手に気を取られてしまい、GKイシボウが反応するも、タイミングが一瞬遅れてしまい、ボールは誰も触れることが出来ずにゴールへと吸い込まれてしまいました。
29分にも、ハーフライン付近でのボールロストから中央を簡単に崩されてしまい、0-3とされてしまいます。
オーソドックスな4-4-2のシステムでシンプルにボールを動かしてゴールを狙う攻撃と、うまく幅を使う攻撃を使い分けてくる相手に対して、一方的な展開のまま前半が終了しました。

0-3と厳しい展開で迎えた後半は、選手交代を用いながら修正を試みます。
前半と比べると、少しずつではありますが相手陣地での時間が長くなっていくと、43分、刈田のCKから相手GKのファンブルしたボールを永添が詰めます。永添のシュートはうまくミートせず、得点には至りません。
56分にも、敵陣中央からのFKに平山が合わせますが、こちらもうまくミートせずにボールはGKに抑えられてしまいました。
その後は、お互いに譲らず一進一退のまま試合は進んでいきます。
結局、後半は最後までスコアが動かずに、0-3のまま試合は終了しました。

この試合では、様々な要因はあったにせよ試合を通して相手やプレーをすることを怖がってしまい、最後まで力を発揮することが出来ませんでした。
結果以前に戦うこと、チャレンジすることといった選手としてのベースの部分が欠けていました。
連戦となりますが、今一度ベースの部分を見直して、明日以降はセレッソらしいプレーができるように、チーム一丸となり最善の準備をしたいと思います。

本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、温かい応援ありがとうございました。


セレッソ大阪アカデミーGKコーチ 上野 秀章