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関西サンライズリーグ2部 第18節 ヴィッセル神戸伊丹U-15戦|レビュー:

2022.09.17
2022年9月17日(土)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2022 関西サンライズリーグ2部 第18節
ヴィッセル神戸伊丹U-15 4-0 セレッソ大阪和歌山U-15
試合詳細 >
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相手はリーグ2位のヴィッセル神戸伊丹U-15。前期の対戦では苦杯を嘗めさせられた相手だけに、前回の対戦時の課題を改善して準備を進めてきました。
また、先発メンバーも前節から6名入れ替え、臨みました。
しかし、立ち上がり1分に自陣ゴール前で相手FWにボールを奪われ、不用意な形で先制を許してしまいます。
7分には左サイドを崩され、クロスを頭で合わされ失点。さらに13分にも自陣でのボールロストから中央を突破され、3失点。
飲水タイムも迎えていない序盤から、痛いビハインドを負ってしまいます。
徐々にボールを持つ時間も出て来ますが、相手の高いDFラインの背後を効果的に突くことが出来ず、ゴール前に迫ることができないまま、時間が過ぎ、前半が終了します。

後半は、メンバーを3名入れ替え、反撃に出ます。
ですが、後半開始直後の42分にまたもや左サイドからクロスを合わされて失点。うまくゲームに入って勢いづきたい時間帯の失点で、再び出鼻をくじかれてしまいます。
以降、相手はプレスに来ず、中盤でブロックをつくり、中央を固めます。
それにより、こちらはDFラインでボールを保持出来るものの、相手のブロック内に侵入するためのポジションを見つけられず、後方でボールが停滞してしまいます。相手のDFラインは高いので、前半同様、相手の背後の攻略は大きなポイントでしたが、パスの質、飛び出しのタイミングが合わず、単調な攻撃を繰り返しては、ボールを失い続けてしまいます。
なかなか相手ゴールにボールを進めることが出来ないまま、試合は終盤に。
アディショナルタイムに右SB須磨のクロスからFW田島が惜しいヘディングシュートを放ちますが、枠を捉えることは出来ず、0-4でタイムアップ。試合を通じて、決定機をほとんど作り出せないまま敗れました。

試合開始直後から注意力に欠ける失点を重ね、非常にもったいないゲームにしてしまいました。
テンポ良くボールをつなぐ場面もありましたが、相手の背後や中央への攻略の途中でボールを失い続け、精神的にも技術的にも非常に課題の多い80分となりました。リーグ戦も残り4試合。この敗戦から学び、また2日後のゲームに備えたいと思います。

本日も、サポーターの皆様、保護者の皆様、関係者の皆様、応援ありがとうございました。



セレッソ大阪和歌山U-15コーチ 北口 雄一