セレッソ大阪スポーツクラブ

関西女子U-18 第12節 大商学園高等学校戦|レビュー:

2022.10.22
2022年10月22日(土)U-18女子サッカーリーグ2022関西1部 第12節
セレッソ大阪堺ガールズ 2-2 大商学園高等学校
試合詳細 >
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本日、U-18女子サッカーリーグ2022関西1部第12節 大商学園高等学校戦が大商学園グラウンドにて行われました。
試合前にボールも人も前へ進めること・無駄な時間を減らすための技術・ボールを奪うための状況理解などの話をして、試合に挑みました。

立ち上がりは前線からの守備で流れを掴みます。右SBの竹田から縦パスをFWへと入れ、それに合わせて全体が動き出しますが、止める・蹴るの基本的な技術がブレてしまい上手くシュートまで行けません。前半7分。飯田のスルーパスに佐藤が抜け出し、GKと1vs1になり佐藤の打ったシュートは股下を抜けてゴールかと思われましたが、オフサイドのためノーゴールとなります。その後も、中央を中心に攻めますが、相手の堅い守りを崩せません。すると、徐々に流れが相手へと傾きます。前半30分。クリアしたセカンドボールを相手に拾われてSBとCBの間にスルーパスを通され、相手FWに豪快なシュートを入れられます。そして、0-1のまま前半終了。

ハーフタイムにリスクマネジメント・観るものを増やすことなどを確認して後半へ入ります。

後半巻き返しを図りたいとこでしたが、開始早々にビルドアップのミスからショートカウンターで失点をしてしまいます。
悪い空気が流れる中、ボールを丁寧に動かすことでリズムを掴み直すと後半14分。中村が相手のビルドアップを奪い、そのままゴールを決め同点に追いつきます。
後半21分。竹田の横パスを受けた中田がペナルティーエリア角にいた栗本へとパス。栗本はゴールに向かいながら相手が来たタイミングでオーバーラップをしてきた杉本へスルーパスを出します。杉本はサイドからクロスを上げ、中央で待っていた佐藤がシュート。入ったと思われましたが、相手にギリギリのところで防がれます。
時間が経つにつれ、相手コートでプレーする機会が増え追加点への期待が高まった後半40分。四本からのロングフィードに堀江が反応して、DFラインの背後へと抜け出します。そのボールに対して相手GKが出てきましたが、一瞬早く堀江がボールを触りGKを交わした時に堀江が倒されPKを獲得。そのPKを堀江が自ら決め同点に追いつきます。
その後、追加点を奪おうと攻撃をしましたが、同点のまま試合終了。

課題も多く出ましたが、選手の成長も同時に観られることが出来ました。
来週からは全日本U-18女子サッカー選手権大会関西予選が始まります。
クラブユースに続き、冬を連覇することで今年度2冠を達成出来る様にトレーニングをしていきたいと思います。

本日も保護者の皆様・サポーターの皆様・関係者の皆様ご尽力頂き、ありがとうございました。

■次戦
2022年10月29日(土)15:00K/O@吉祥院公園球技場
JFA 全日本U-18女子サッカー選手権大会関西大会
セレッソ大阪堺ガールズvs FC BASARA甲賀レディースU-18
※無観客開催となります。

セレッソ大阪堺ガールズ監督 日高欣弘