セレッソ大阪スポーツクラブ

ヤマトタケルリーグ1部 第9節 ヴィッセル神戸U-15戦|レビュー:

2023.06.24
2023年6月24日(土)U-13サッカーリーグ関⻄2023 ヤマトタケルリーグ 第9節
ヴィッセル神戸U-15 1-1 セレッソ大阪西U-15
試合詳細 >
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本日、U-13サッカーリーグ 2023 関西ヤマトタケルリーグ1部 第9節 ヴィッセル神戸U-15戦がナラディーアで行われました。

試合の立ち上がり、後方からボールを丁寧に動かしセレッソの守備のずれを生み出しながら、DFラインの背後を突こうとするヴィッセル。それに対して、相手に見られない位置でボールを受けながら、人がどんどん追い越してゴールを目指すセレッソ西とお互いがボールの主導権を握るためのせめぎ合いが続きます。
徐々にヴィッセルがボールを持つ時間が増え出しますが、セレッソもしっかりと対応しながら決定的な場面を与えません。
そんな中、前半20分でした。
相手のDFライン間のパスをカットした村上がそのまま抜け出し、GKとの1vs1を冷静に決めてセレッソが先制します。
その後は、セレッソ西がテンポが良く前に速いパス交換で相手を交わしゴールに向かいますが、ラストパスの精度が低く得点までには至らず前半を1-0で終えます。

ハーフタイムに「もっと相手を見て駆け引きをする事」「よりボールを受けて前にプレーすること」を確認してピッチに送り出します。

後半に入ると立ち上がりは、ヴィッセルがボールを保持してセレッソ西が我慢をして耐えるという時間が続きます。時折カウンターで鋭く相手ゴールに向かっていきますが、やはりラストパスや相手を見切れずに、出してと受け手のタイミングが合わずにミスが起きたりと、なかなか優位に試合を進めることができません。
すると後半12分でした。
右サイドからペナルティエリア内に飛び出してきた相手があげたクロスに対して、スライディングで対応しますが、スライディングの足にボールが当たり方向が変わってしまいます。
そのボールに対して相手選手がうまく合わせてゴールに押し込まれて1-1の同点とされます。
その後、一進一退の攻防となり選手交代をしながら、お互いがゴールを奪うためにチャンスを作り出しますが、両チーム共に決定的なシーンを作ることができずに1-1で試合終了となりました。

9試合ヤマトタケルリーグを闘う中で、自分達の技術がどことやっても発揮出来るようになってきている事は成長だと感じていますが、個人で勝たせられる技術になっていないのは大きな課題です。
また、自分達の目指す所を考えると、自らの技術の向上に対してもっと真剣に目を向けて取り組まないといけないと痛感した試合となりました。
ヤマトタケルリーグは7月、8月と中断期間に入りますが、後期には見違えるようなプレーをお見せできるように日々取り組んでいきます。

保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、本日も応援ありがとうございました。
9月から再開する後期リーグも引き続き熱い応援を宜しくお願い致します。



(セレッソ大阪西U-15コーチ 竹元 雄輝)