2025年7月12日(土)U-18女子サッカーリーグ2025 関西1部
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18 2-3 追手門学院高等学校
試合詳細 >
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U-18女子サッカーリーグ2025関西が開催されました。
先週に続き厳しい暑さの中での試合となりましたが、前期最終節にリーグで首位を走る相手を迎え、モチベーション高い中で試合を迎えました。
相手のキックオフで試合開始、縦にシンプル前進する相手に早速深い位置まで侵入されます。
迎えた9分、右サイドで一旦は攻撃を断ちきりますが、すぐに逆サイドに展開されます。スライドし対応するも最後はニア下に打ち込まれ失点。序盤から追う展開となります。
その後は中盤ブロックの相手に対し、保持の時間は増えつつも、効果的に相手陣内に入ることができず、崩しやシュートの局面を作れません。
クーリングブレイク後、警戒していた相手のトランジションからミドルシュートを受けるなどピンチも迎えますが、リバウンドでの相手のミスに救われます。
終了間際にはMF牧之瀬の縦パスからSH安田を経由してVO飯田が2列目から抜け出てシュートを放つも、わずかに右に外れ、同点には至らず。0-1のままハーフタイムを迎えます。
ハーフタイムは、攻撃はライン間やハーフレーンで前向きを作ること、守備は球際バトルとセカンドボールで相手に負けないことを確認して後半に向かいます。
後半は、開始から相手を押し込みまずは同点のチャンスを狙いますが、逆に53分、自陣からの組み立てを跳ね返され、二度目のクリアが甘くなったところを拾われて失点。
追いつく前に0-2に引き離され、さらに劣勢になります。
しかし、直後の54分、CB牧口から対角のフィードがSH中村へ入ったところから、ピンポイントのクロスをファーでFW古田が合わせ、まずは1-2。
さらにその3分後には古田の収めから中村へ、中央をドリブルで突破しそのまま左足を振りぬき得点。2-2と試合を振り出しに戻します。
セレッソは、逆転を狙い58分にSH林祐を投入。抜け出し、カットインからシュートを放ちますが、阻まれます。
得点が動かず迎えた試合終盤の86分、相手スローインからペナルティエリア中への侵入を許し、DF陣が必死に体を張るも逆SHに詰められ痛恨の失点。欲しかった勝ち越し点を奪われます。終了まで諦めずに得点を狙いますが、アタッキングサードに入れないまま時間が経過し、ホイッスル。2-3の惜敗となりました。
0-2とリードされた中で追いつく底力を発揮しつつももう一つ上回れず、悔しい敗戦となりました。攻撃の質の向上に加え、相手にあって自分たちにやや欠けていた球際の勝負、試合展開に応じた振る舞い等、基本的な課題も目を逸らさず修正していきたいと思います。
リーグは後期に入り、次節は大阪桐蔭高校との対戦です。勝利を掴めるようチーム内でさらに切磋琢磨しながら取り組んでいきます。
本日も暑い中、多くの保護者の皆さま、関係者の皆さま、サポーターの皆さまに応援に駆けつけていただきました。
温かいご声援をありがとうございました。
引き続き、応援をよろしくお願いします。
(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18監督 武末彩子)